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ユニクロのCMでもおなじみポリーナ「セミオノワ」を紹介

ロシアのバレリーナ「セミオノワ」について、プロフィールや経歴など彼女の魅力を紹介します! 実は彼女は来日回数も多く、日本のCMにも登場したことも!ぜひチェックしてください!

ポリーナ・セミオノワのプロフィール

本名:ポリーナ・セミオノワ(露Поли́на Алекса́ндровна Семио́нова英Polina Semionova)「セミノワ」と呼ばれることもありますが、正式名称は「セミオノワ」。この記事ではセミオノワで統一します。

生年月日:1984年9月13日
出身地:モスクワ
身長:170センチ

ポリーナ・セミオノワの経歴

1984年:技師の父、英語教師の母の長女として誕生。
1990年:6歳で兄のドミートリーと共にソ連国営放送舞踊団(”ансамбль Гостелерадио”)に入り民族舞踊を踊る。
それまではフィギュアスケートを習っていた。
1992年:8歳でボリショイ・バレエ学校の試験に合格し入学。
2001年:バレエ学校在学中にモスクワ国際バレエコンクールのジュニア部門で金賞を受賞。
2002年:サンクトペテルブルク・ワガノワ賞国際コンクールで1位、名古屋国際バレエコンクールで金賞を受賞し、バレエ学校を卒業。
卒業後にヴラジーミル・マラーホフの誘いを受けてベルリン国立バレエ団に第一ソリスト(プリンシパル)として入団する。この時17歳。

スーパーダンサーとして知られるマラーホフが見出した才能として、活躍しはじめたセミオノワには、マラーホフの見込みが間違いないことを証明するだけの才能がありました!
2003年:東京バレエ団『眠れる森の美女』で客演
2004年:19歳でイングリッシュ・ナショナル・バレエ団の『白鳥の湖』にオデット/オディール役で客演。賞賛される。
2005年:ベルリン国立バレエ団の来日公演『ラ・バヤデール』で主演
2006年:2月に祖国のボリショイ・バレエ団で『白鳥の湖』で客演。「やや粗削りだが、若さ、可能性、自由といったものを感じさせる」といった好評を得る。同年日本のテレビ番組「学校へ行こう」に出演
2011年:ベルリン国立バレエ団のムハメット・ユマック(Mehmet Yumak)さんと結婚

ムハメットさんは現在、振付やダンサーたちのトレーナーとして活躍なさっているようです。

2012年:プリンシパルとしてアメリカン・バレエ・シアターに移籍。
2013年:日本でユニクロのCMキャラクターとなる。

ジーンズのストレッチ具合よりも、セミオノワの柔軟性や足の形の美しさに目を奪われてしまいますね!

2016年:妊娠によりいくつかの舞台を降板する

美しいマタニティフォトですね!神々しさすら感じます。

2017年に出産

そしてなんと、2017年中に現場復帰を果たしました!
その後活躍し続け、昨年もスカラ座での客演などを成功させています。

ポリーナ・セミオノワの魅力をバレエ経験者が解説

セミオノワの魅力は、170センチの長身を自在に操って特別な空気感を作り上げるところ。

「柔らかで女性的」というよりは硬質でダイナミックという印象を抱かれやすい彼女ですが、だからこそいつまでも「若々しさ」や「少女っぽさ」の表現に長けているのではないでしょうか。
爽やかさすら感じさせる踊り方は、どんなキャラクターを演じていても「清楚でけがれがない」というイメージからは外れません。

「邪悪で妖艶な」という印象の強い黒鳥も、セミオノワが踊ると「邪悪」というよりは「自由奔放な魅力を持つ」という印象に変わります。
役柄を踊るときは、どうしてもそのキャラクターの一番目立つ性質を強調してしまうのですが、セミオノワはかなりフラットに役柄をとらえ踊っているようです。
そして、その長い手足を美しいラインで使うために彼女は、かなりトレーニングしています。

鍛え抜かれた身体をコントロールしながら踊るからこそ、特別な雰囲気をまとい、純度の高いパフォーマンスをすることができるのでしょう。

ポリーナ・セミオノワの魅力が伝わる厳選動画

「ジゼル」よりジゼルのヴァリエーション

恋する喜びを知ったジゼルをいきいきと踊るセミオノワは、伸びやかで「自由」を感じさせます。回転の正確さや、一つ一つの動きの軽やかさまでもがジゼルという少女の人柄をあらわしているかのようです。

お家時間のセミオノワ

「家の中」という空間にいるとは信じられないほどに、人を惹きつける魅力を放つ動画です。鍛え上げられた背中や腕を動かすだけで、まるで空気をかき混ぜ、世の中の動きを操っているかのようです。

「眠りの森の美女」のオーロラ姫

18歳になったばかりのオーロラ姫が、その生誕を祝われるシーンのセミオノワは、特別な輝きを放っています。喜びと若さに満ち溢れ、その一挙手一投足がキラキラとしています。長い手足を惜しげもなくパーンと伸ばしてしまうところがセミオノワらしさ。
私が彼女なら時間をじっくりかけて、長い足をギューッと伸ばしていくところまで見せますが、セミオノワは美しく長い足をさらりと使いこなして、何気ない風に使いこなしてしまうのです。

まとめ

セミオノワの美しさは、その潔さにあるのかもしれません。彼女の動画を見ていると、なんだか清々しい気持ちになりますね。

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