「スタイリスティックス」とは?おすすめ楽曲20作品も
フィラデルフィア・ソウル主要アーティスト「スタイリスティックス」について、プロフィールや経歴、おすすめ楽曲を含めてご紹介します。
1960年代に結成されてから、数多くのソウルミュージックを生み出してきたスタイリスティックスについて、経歴やプロフィール、おすすめ楽曲を含めてご紹介します!
プロフィール
スタイリスティックス(The Stylistics)は、1968年にアメリカのブラックミュージックグループとして結成されました。フィラデルフィア・ソウルの主要アーティストで、黒人コーラス・グループの中でも、甘く洗練されたスウィート・ソウルというスタイルが持ち味で、リードボーカルのラッセル・トンプキンスJr.のファルセット(高い声)が注目を浴び、一躍人気グループとなりました。
1974年以降、ヴァン・マッコイやヒューゴ&ルイージのプロデュースによって、ディスコ風の曲へ路線変更していき、6枚目のアルバム『Can’t Give You Anything (But My Love)』が、イギリスでダブル・プラチナを獲得するなど話題となりました。
1980年代以降はヒット曲に恵まれないながらも、メンバーチェンジを繰り返しながら21世紀まで活動を続けています。
経歴
1972年:Round 2 リリース
1973年:Rockin’ Roll Baby リリース
1974年:Let’s Put It All Together リリース
1974年:Heavy リリース
1975年:The Best Of The Stylistics リリース
1976年:Fabulous リリース
1991年:Love Talk リリース
おすすめ楽曲20曲
- You Are Everything
- Mine All Mine
- You Make Me Feel Brand New
- Can’t Give You Anything
- I’m Stone In Love with You
- Country Living
- Rockin’ Roll Baby
- Pay Back Is A Dog
- I’m Coming Home
- Children of the Night
- Betcha By Golly, Wow
- People Make The World Go Round
- Break Up to Make Up
- You’re My Woman, You’re My Lady
- Thank You Baby
- Pieces
- You’re as Right as Rain Love
- Only for the Children
- Let’s Put it All Together
- Funky Weekend
You Are Everything
スタイリスティックスにとって初めてのヒット曲になった楽曲です。日本では、CMやドラマで何度も使用され、楽曲だけなら聞いたことがあるという人も少なくないのではないしょうか。
Mine All Mine
アルバム『Closer Than Close』に収録されている「Mine All Mine」。シカゴ・ステッパーズ(ブラック・コミュニティにおける伝統的な音楽を含めたカルチャー)のクラシックとしてとても人気があります。
You Make Me Feel Brand New
アルバム『Rockin’ Roll Baby』に収録されている、スタイリスティックスの大ヒットナンバーです。男性とは思えないほど透き通った歌声が聴いていて癒されます。
Can’t Give You Anything
トランペットのイントロが印象的で、「ギャツビー(GATSBY)」のCMソングとして起用されました。木村拓哉さんが出演したことでも話題となり、人気が最熱しました。
I’m Stone In Love with You
音楽プロデューサーのトム・ベルが、兄弟のトニー・ベルと作詞家のリンダ・クリードと一緒に書いた楽曲です。「愛のためにすべてを捧げる」と曲中で歌われています。
Country Living
アルバム『The Stylistics』に収録されている楽曲です。軽快なメロディとコーラスが気分を爽快にさせてくれます。
Rockin’ Roll Baby
同名アルバム『Rockin’ Roll Baby』に収録されたこの楽曲は、スタイリスティックスにとって最初のアップテンポ曲だったそうです。
Pay Back Is A Dog
アルバム『Rockin’ Roll Baby』に収録されている1曲です。甘いトラックに中毒性の高い歌が映える楽曲です。
I’m Coming Home
この楽曲は1975年にコカ・コーラのCMソングとして使用されたこともあり、認知度も高かったようです。グレン・キャンベルバージョン、スタイリスティックスバージョン、ダイアナ・ロスバージョンがあったそうです。
Children of the Night
アルバム『I’m Stone in Love With You』に収録されている楽曲。高い美声が綺麗に響き、つい聞き入ってしまう楽曲となっています。