GATSBY DANCE COMPETITION シンガポールJUDGEのSAYAが、 アジアのダンスシーンを熱く語る!!


現在アジア9つの国と地域で開催されているGATSBY DANCE COMPETITION 8th。
3月5日、日本で行われるASIA GRAND FINALへ進むため、アジア各地で現在決勝大会が開催中だ。

先日、その予選の一つであるシンガポール大会には、
日本からSAYAがJUDGEとして参加!!
以前からシンガポールのダンサーとは交流があるというSAYA。
今回のGATSBY DANCE COMPETITIONを通して、シンガポールのダンスシーンだけでなく
アジアのシーン、また彼女が大事にしているヒップホップカルチャーについて、Dewsに熱く語ってくれました!!

これはダンサーの皆さん、必読です。

Q.今回のGATSBY DANCE COMPETITIONのジャッジを通して、シンガポールのストリートダンスシーンについてどう感じたかを教えてください!

SAYA:私は4年前にもシンガポールに行っているのですが、その時にかなり長く滞在し、毎日ワークショップなどをやっていました。
そのため、ほとんどの子と出会っていたので大体のスキルや、シンガポールのダンスシーンを私は見てきているつもりです。ただ、多分4年前よりかは、変化は出てきていると思います。ニュースクールもオールドスクールもどちらもやるようになって、それは恐らく日本の影響がとてもあると思います。シンガポールは有名なダンサーも少なく、学べる人が少ないため、日本や海外の人がワークショップで来るというと現地の子達には影響がすごく大きくて、それでだいぶ変わってきています。流行にのって、流行りばかり練習することも多いですが、シンガポールはそのようなカルチャーが元々あまりないので、一つ一つのことをちゃんと学ぶ姿勢は素晴らしいなと思います。

ジャッジをやっていたときもショーを見ればなんとなく誰が好きなのか、誰に影響を受けているのかというのが大体分かりました。
前は皆ニュースクールに捉われて、オールドスクールという物を拒否していたイメージがあったのですが、オールドスクールに関して、私は今回感動しました。皆オールドスクールという物に挑戦していたんです。日本人よりシンガポールの方が挑戦する意欲はとてもあります。4年前より今の方が進化しているので、今回観る事が出来て良かったです。

ダンス,コンペ,saya

Q.GATSBY DANCE COMPETITIONはテーマ制がある少し特殊なコンテストだと思うのですが、このコンテスト自体はどう思われますか?

SAYA:日本はストリートダンスコンテストが盛んだし、多いです。海外の場合、アメリカのコンテストの方法と今回のGATSBYのシンガポールは似ていて、作品能力と独創的な審査もありました。日本はそういった作品の独創的な部分があまりジャッジの対象ではなくて、テクニックやスキルになっていると思います。

シンガポールは想像力が豊かなので、テクニックより想像力が物凄く良いです。私は日本も真似たら良いと思います。テクニックやスキルでジャッジする人が多いですが、ダンスはそれだけではないです。表現的な部分では大事だし、HIP HOPでは大事な部分だと思っています。その部分では、そのような審査も大事だと思います。

Q.良い意味で、裏切ってくれるチームが多かったんでしょうか?

SAYA:そうですね。。。日本にはないです。

彼らはダンスが本当に好きだし、音楽性とかやりたい物がはっきりし過ぎてて、それがちゃんと見えているというのは、日本でスキルを学んでいる人達にはない部分ですね。なので、あとはスキルを高めて欲しいです。日本、シンガポール、同じアジア人なので ギブアンドテイクできたらいいと思います。

Q,優勝したチームについて印象に残っていることがありましたら教えてください。

SAYA:優勝した子、実は知り合いなんですよ(笑)
ですが、フリースタイルしか見たことがなかったんです。作品としてちゃんと作りあげていて、見ていて気持ちよかったです。作品能力も良かったし、独創的でもあり、彼の場合はスキルもあったんです。なので、作品として安定感もありました。この安定感はとても大事なことなので、ダントツ優勝でした。

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Q.ではSAYAさんの中でも1位をつけられたのでしょうか?

SAYA:そうですね。ですが私、かなりジャッジ厳しかったんですよ。同じジャッジの子は友達だったんですけど、周りからは低くないか?なんて言われたり。笑日本でジャッジしているような感覚で見ていたので、どこにいようが私の中の感覚は、基準は変わらないです。

Q.現地のダンサーさん、出演者の方との交流で何かエピソードがあれば教えて下さい。

SAYA:4年前にもずっと一緒に居たグループの子が居て、アットホームな感じがしたのですが、その子達が全員、もうみんなみんな来てくれたので凄く嬉しかったです。「SAYA!! 遊ぼう!!あの店何時までしか空いてないから行こう」と言って深夜3時位まで遊んでましたね。映画見て、ジェンガして、ビリヤードして。
私はファンだとか、そうゆうのは無く、出会ったみんなが友達だと思っています。

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Q.アジアでGATSBY DANCE COMPETITIONに挑戦しようとしている人達へアドバイスや何かコメントがあればお願いします。

SAYA:独創的な部分や、HIPHOPカルチャーを除いて、ダンスという部分を見たら皆、素晴しいと思います。
ただ、「勝つ」となった場合、テクニックやスキルが大事になっていくので、アジアの人達はそこをゼロからちゃんと学んでいくと、見え方が変わってくると思います。日本の場合はその逆だと思います。
私はそこがすごく変えたいなと思っている所で。HIPHOPがどうとか、カルチャーがどうとか、色々言われるのは凄く気持ちが分かります。私もサウスブロンクスに住んでいたので、ナメられたくないという思いから、ニュースクールだけの人にはなりたくないと思ってました。
私はHIPHOPが好きだから、HIPHOPを学びたい、だったらやはりカルチャーを知るのは当然の事。
ニュースクールをやっていてもオールドスクールをやっていても、カルチャーなど原点になる部分学んでいるのといないのではのは全然違いますよね。HIP HOPが好きなら、例えばLOCKが好きなら、原点となるイチを学ぶと学ばないとでは全然違ってきます。そこを学ぶと変わりますし、勝ちに繫がります。ニュースクールをやっていてもオールドスクールをやっていても原点のイチを忘れないという自分の軸をちゃんと作れたら良いと思います。

非常に濃く、熱い内容を話してくれました。

アジアのダンスシーン、また日本のコンテストシーンについてもダンスをやっている人なら
考えさせられるような内容になっているのではないでしょうか。

今回のシンガポール大会の内容についても、詳しく語ってくれましたね!
そんなシンガポール大会の様子はこちら! SAYAによるWSも行われたようです!

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GATSBY DANCE COMPETITIONの最終決戦は日本です!

イベントの詳細はこちら!
==GATSBY DANCE COMPETITION 8th FINAL==
〈日程〉:2016年3月5日(土)

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