[ 肉体派ダンサーによる筋肉ブログ Dewzan ] 視野| Juju

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全国青春ダンスカップ By GENERATIONS高校TV_シングル

最近やたらと戦争映画やドキュメンタリーにハマっています。
いろんな映画を見直しましたが中でも一番惹かれるのがローン・サバイバー。

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ネイビーシールズと言う特殊部隊を題材にした映画なんですがこの部隊に入隊するための訓練が本当に凄まじい。
何週間も過酷なトレーニングを受けるんですがとにかくほとんどが脱落する。気絶したり大怪我を負ったりと、、、
この特殊部隊に関するドキュメンタリーを見ましたが男として自分はまだまだだなと思わされるほどの凄まじい内容でした。
いざと言う時に国を背負って闘う人たちなのでそんじょそこらの強そうな人では出来ない事は理解できますがここまで鍛えられたら恐いものなしになれるんだろうなと思いました。
訓練を無事に乗り越えれた者はユニットとなって現場へ繰り出されるんですが、あれだけの苦しいトレーニングを共に受けた仲なので家族以上の繋がりができているのも印象的でした。

探せば他にもたくさんあるので良かったら見てみてください。

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ほとんどの人が若い時って、僕もダンスを始めた時はそうだったんですが、自分の未来のことを凄く壮大に描くと言うか理想をかなり高く持つと思うんです。
時間、年数が経つにつれ、達成できた目標、失敗してきた事、出会いや別れなどをたくさん繰り返しながらも最初に理想としていた人生に少しでも近づけるために努力しますよね。
でもそれって気付けば最初の方だけで大人になっていくにつれ現実を目の当たりにすると理想なんかとっくに消えてしまい今を生きるのに必死になってきます。

チームを始めた当時は本当に頭の中がギラギラしてました。若かったしひたすら熱かったので、、
でも色々見てきてたくさんの出来事を経て、今蓋を開けてみるとどうだろう。
当時は光りまくっていた先輩達の活躍があったおかげで今のシーンが築き上げられてると思いますが、今の現状これでいいのかなと思う事の方がたくさんあります。
ダンス一本でずっと生きて行くのは個人の選択でそれはそれで全然いいと思いますが、やはり何か1つに長年浸っているともちろん深みは出るのでそれはそれで素晴らしいにこしたことはないんですが、視野や活動は狭くなっていく一方で結局残るのはそれだけになってしまう。
先日このDEWSでダンスだけで仕事して生きて行く方法の記事がありましたね。

僕の周りにはストリートダンスで結果を残しまくってそれでもカツカツでやっている人もいれば、別に結果を残してなくてもダンスに携わった仕事をしてて年収1000万前後の人がたくさんいてます。みんな同い年か年下とかです。

この2つの世界の人とたくさん話をしますが決まってお互いに対する否定的な話しが多い。個人的に感じた決定的な違いは視野の広さです。ダンスで世界中を旅してても頑固すぎて話にもならない人もいれば国内でダンスの仕事をしてて超柔軟で仕事ができる人もいる。その逆も。

去年ある大会を優勝して大阪に帰ってきた時にある先輩と仕事の話をしていたらふと言われた事。

『優勝おめでとう。でさ、優勝したはいいけど何かあるん?別にないやろ。もちろんそれはそれでほんまに凄い!でも冷静に考えたらどうなん?』

僕は4年前に娘が生まれた時に現実を見ました。この年を境に本当に色々考えました。仕事も新しく始め地位も少しずつ上げていきました。なのでこれを聞かれる何年も前からすでにそういう疑問は頭にあったので正直に

『別に何もないですよ、自己満足と名誉だけです。』

とすぐに答えれました。

この質問を10年前にされていたら怒ってたと思います。
ただ怒るだけで筋の通った答えを言えずに無視してたでしょう。
でも去年は逆にこの質問をされて嬉しかったのを覚えてます。
もちろん去年その大会に挑んだ時は本気でしたし、チームメイトの死もあったので彼のためにも絶対負けれない戦いでした。
人のためではなく自分達のため。
でもそんな事は知ってる人しか知らないし、知らない人からすれば、なんで出るの?優勝したら何があるの?と聞かれて当然。
もっと触れてもいいところだと思います。
オリンピックとかとは違い大々的にニュースに取り上げられる訳でもなく何かを一生保証される訳でもない。
知らない人に聞かれて当然な質問だと思う。

ダンスをメジャーに持って行く運動というか、今流れが来ていますが、これだけダンス人口がいるのになかなか出来ないのはなぜか?
もちろん時間は必要だと思いますし実際にそれに向けて頑張っている人たちもたくさんいます。
今の現状、本気で踊っている人はたくさんいても、本気で先のことを見てやっている人が少ない気がします。
先というのは次いついつの大会とか、いついつの仕事とかではなく、さらに先。動けなくなった日です。
昔とは違い今かなりシーンが進化しています。当時はお金の事なんか考えず出来ましたが今は全然違います。

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昔は視野を狭く深くで行けましたが、今はもっともっと視野を広げるべきだと思います。ダンスそのものに限らず、このシーンを盛り上げるために必要不可欠なイベントの主催の仕組みとか、照明だったり色んなジャンルの音楽だったり、自分のジャンルとは関係なくても色んな舞台を見に行ったり、機会があればそういう人達とお話したり。。。挙げればきりがないぐらいあります。
最近だとイベントを主催してる人やダンサーの講演会とかもありますよね。そういうのにもどんどん行って話を聞くべきだと思います。思いもよらぬ出会いがあったり仕事のチャンスもあります。
今活躍している若い世代に対して一番言いたいですが引っ張っていく上の世代にも言える事だと思います。

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理想と現実。

あくまでも僕の考えですが、
今をよりいいものに、次に繋げたいのならどちらか1つだけでは良くない。現実をしっかり見ながらも常に理想を抱いてその理想に近づけながら次へどんどん進むのが成功への道のりだと思います。

この場合の成功は生きて行く上で必要な事、金銭面、地位、保証など。

それには理解力とスキルも必要だと思いますが、僕の場合ダンスに限らずいろんな仕事や出会いを通じて視野を広げれた事がかなり財産になってます。冷静にものを見れるようになりました。もちろんまだまだですが。
今の自分にめちゃくちゃ満足してますがまだまだ自分の視野を広げて分野も広げて更に次へ進みたい。
愛する人たちのためにも自分のためにも。

あまりまとまりのない文章ですが長々と読んで頂きありがとうございます。
あくまでも僕の思っている事なので何か参考になればと思います。

ではまた来週。

ブレイクダンスチームMORTALCOMBAT所属。ダンサー、エンターテイナー、CGデザイナー。
2003年からチームに所属しJAPAN DANCE DELIGHT4度の優勝、ブレイクダンスの世界大会BATTLE OF THE YEARの日本予選を3度優勝、決勝大会では準優勝とベストショー賞を受賞。数え切れない国内大会での優勝、チームで世界を周る舞台ツアーも果たす。テーマパークダンサーやCM出演、アーティストのバックダンサーなどもこなす。

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