ビジュアル系ロックダンスバンド『VALS』誕生!メンバーの KEINとNao10にスペシャルインタビュー!

ソニー・ミュージックレーベルズ、マーヴェリック・ディー・シー・グループ、ドワンゴの3社による共同プロジェクト『イケVプロジェクト』の記者発表が30日、『ニコニコ超会議2015』が行われた幕張メッセ内の『超ニコびじゅLIVEステージ』で行われ、『イケVプロジェクト』第一弾アーティストのバンド名を『VALS(ヴァルス)』と発表し初LIVEを行った。

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プロデューサーズのマオ(シド),tatsuo,カリスマカンタローの3人は、ビジュアル系初の踊るロックバンドを目指し昨年度にオーディションを行い、厳しい選考の中Rio(Vocal),KEIN(Vocal&Dance),Nao10(Dance),憲人(Ba),Spica(Dr)の5人が選ばれ『VALS』が誕生。

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ビジュアル系+ストリートダンスという今までなかった組み合わせで、この違和感が今後どのような化学反応を起こすのか非常に楽しみなプロジェクトであり、お互いのシーンの新たな可能性を創る期待の持てるプロジェクトだ。

Dewsとしては、今回『VALS』としてボーカル&ダンスを担当するKEINと、ダンス担当のNao10に単独インタビュー。
それぞれの想いと今後について聞いてみた。

<KEIN>
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——–ビジュアル系ロックバンドにストリートダンサーが入るということに対しての考えと今後の可能性をどう考える?——–

はじめはロックバンドにダンサーってどうなんだろうって自分でも思ってたんですけど、いざやってみるとめちゃくちゃ気持ちよくて毎回生音で踊れるっていうのは贅沢だなと思いました。今はロックバンドにダンサーが入ってるっていう感覚よりは、もうしっかりバンドのメンバーとして踊っています。
このバンドでの可能性は、無限にあると思っています。ストリートダンス自体が無限だと思っているので。それに音源じゃなくて生なのでいい意味で好き勝手できるんじゃないかなと思ってます。もっと楽器隊と遊んで試行錯誤を繰り返して何か新しいものを創り出していきたいと思います。

——–今の目標——–

大きなステージでLIVEしたり地方回ったりしたいのは勿論なんですが、今はとにかく僕たちのLIVEスタイルを沢山の人に知ってもらいたいです。ストリートダンサーの心を忘れずにカッコいいものを追究していきたいと思います。

——–ストリートダンスとの今後の関係について——–

単純にストリートダンサーの道のひとつになったらいいなと思ってます。僕たちより下の世代の子たちの道標になれたらいいですね。
ダンサーのファンってダンサーが多いと思うんですけど、僕たちのファンは一般の方もいると思うので、その方達がまた違うバトルとか出てるダンサーとかを見て好きになって応援してくれたらまたダンサーの世界が広がるんじゃないかなと思ってます。

——–ファンに対して——–

ロックのLIVEの楽しみ方とダンスショーケースの楽しみ方、ダンスボーカルの楽しみ方ってそれぞれあると思うんですけど、それぞれの楽しみ方すべてを僕らは取り入れられると思っているので、最初は戸惑うかもしれないですけど、ついてきてくれたら嬉しいです。

<NAO10>
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——–ビジュアル系ロックバンドにストリートダンサーが入るということに対しての考えと今後の可能性をどう考える?——–

・まず第一に、今までに無いような新たな物を作り出せそうだなという思いが強かったです。自分自身、あまりビジュアル系に詳しくないし、逆も然りだと思うんですけど、多分お互いに偏見とかあるのかな〜と今は思うようになりましたね。ダンスに色々なジャンルがあって、その先に更にスタイルがあるみたいな。まだまだ知らないカッコいいロックサウンドって沢山あるんだ〜!って思いましたね。
なので今後は、ダンスバンドっていうスタイルを自分達の形にできれば、”音楽”を聴覚的にも視覚的にも楽しめて、ステージ上だけでリンクするのではなく、聴く側、観る側も一緒にリンクできて楽しめるようになるんじゃないかな〜と個人的には思います!

——–今の目標——–

・とりあえずは知名度を上げていきたいですね!笑
ダンサー個人としてもそうですし、VALSというアーティストとしても。
ダンスシーンはもちろん、ビジュアル界隈や、ダンスに触れてこなかった人達、一般の人達にも認知されるようになる事が現段階での目標です。
これから頑張りたいと思います。

——–ストリートダンスとの今後の関係について——–

・ストリートダンスシーンを知らない人達にストリートダンスを広めたい、好きになってもらいたい、という気持ちがあるので、ダンスした事ない人達にストリートダンスの良さというものを伝えていきたいですね。正直、自分はまだまだダンサーとして未熟者ですし、自分なんかより全然上手くてイケてるダンサーはいっぱいいると思うので、こんな事言える立場ではないのかもしれないですけど。でもダンスを好きな気持ちは確かなので。結局、上手い下手とか関係なく好きか嫌いかだと僕は思うんですよね。なので、僕らがフィルターの役割を担って、一般の方達にも伝わるようなダンスの楽しさ、かっこよさを教えていって、ダンス人口が増えて、もっともっとシーン全体が盛り上がっていって、ダンサーとしての捌け口が増えて、みたいな流れを作れたらストリートシーンに少しは貢献できるかな〜と思ってます。

——–ファンに対して——–

最初はめちゃめちゃ不安が大きくて、正直ダンサーは好かれなさそうだな…って勝手に思い込んでました。
でも実際はめちゃめちゃ盛り上がってくれたし、なんとなくダンスの湧きどころも分かってたりとか、ビックリしました。
予想以上に”かっこいい”とか、”今日見て好きになりました”とか言ってもらえてすごく嬉しかったですね。
やっぱりそう言った声を聞けるのが1番自分らの原動力になるな〜有難いな〜って身をもって感じました。
なので、今まで以上に気合いが入りました。
これからはその応援に応えられるように、全力で活動していきたいと思ってるので、変わらず応援していただけたら幸いです。

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