ヨガのアームバランスに挑戦したい!やり方と習得ポイントを解説

ヨガ経験者が憧れるアームバランスは、腕で全身を支えるヨガポーズのことです。アームバランスにはさまざまな種類がありますが、基本的にはヨガ中級~上級者向けのポーズとなっており、習得するには多くの時間と経験が必要です。本記事ではそんなアームバランスのやり方や習得ポイントをご紹介します。

今回はヨガのアームバランスに挑戦したい人に向けて、3種類のアームバランスのやり方やアームバランスを成功させるポイントをご紹介します。

あわせてアームバランスの効果もまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. アームバランスとは?
  2. アームバランスの効果
  3. 3種類のアームバランスのやり方
  4. アームバランスを成功させるポイント

アームバランスとは?

アームバランスとは、腕で全身を支えるヨガポーズのことです。アームバランスには腕の力はもちろん体幹の強さが必要になるので、数あるヨガポーズの中でも難易度の高いポーズといえます。

初心者には正直キツい・・・

アームバランスは難易度の高いポーズであることから、ヨガ初心者よりもヨガ中級~上級者におすすめです。また、腕力や体幹に自信のない人はケガをする恐れがあるので、身体を鍛えたうえでアームバランスに挑戦するべきでしょう。

アームバランスの効果

アームバランスは全身に良い効果をもたらすだけでなく、内面にも良い影響を与えます。以下にアームバランスの効果を4つ挙げたので、それぞれ見ていきましょう。

全身の筋力強化

アームバランスには腕力をはじめ、背筋や腹筋など全身の筋力アップが期待できます。とくに体幹強化の効果は大きく、アームバランスの練習を重ねるごとに安定したポーズを実現できるようになるのでしょう。

バランス感覚の向上

アームバランスは非常に不安定なポーズであるため、バランス感覚が必要です。最初はバランスがとれずに苦戦するかもしれませんが、練習を重ねるうちにバランス感覚が養われて正しいポーズをとれるようになります。

集中力の向上

心を鎮めて取り組むアームバランスは、集中力アップにも一役買います。アームバランスを成功させるために自身の身体や心に意識を向け続けていると、自然と集中力が養われていきます。

恐怖心の克服

アームバランスの中には、ヨガマットに顔を打ちつけそうになるポーズもあります。そうしたポーズを繰り返し行うことで、恐怖心を振り払うことが可能です。ヨガで培った安定した強い心は日常生活にも生かされるので、恐怖心やトラウマで心がとわわれている人はアームバランスに挑戦してみるとよいかもしれません。

3種類のアームバランスのやり方

アームバランスにはさまざまなポーズがありますが、ここではアームバランスの主な種類3つをご紹介します。それぞれのやり方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

鶴(つる)のポーズ(バカーサナ)

鶴(つる)のポーズは、二本足で立つ鶴のように見えることから名付けられたアームバランスです。二の腕の筋力はもちろん、体幹やバランス感覚が重要になるポーズなので、繰り返し練習を行いながら習得しましょう。

【やり方】
1. 肩幅に開いた手をマットにつき、両膝で二の腕を挟む。
2. お尻を高く上げ、つま先立ちになる。
3. ゆっくりと腕に体重をかけていき、バランスをとる。
4. 数呼吸キープしたら、息を吐きながら足をおろす。

蛍のポーズ(ティティバーサナ)

蛍のポーズは、股関節の柔軟性が必要なアームバランスです。ヨガ上級者向けのポーズなので、できるようになるまで時間がかかってしまっても落ち込む必要はありません。

【やり方】
1. 両足を腰幅に広げて、両手をマットにつく。
2. 膝を曲げ、両手を足の後ろに引く。
3. 脇のそばに膝をのせ、ゆっくりと腕に体重をのせていく。
4. 足を伸ばした状態で数呼吸キープ。

賢人カウンディニャに捧げるポーズ Ⅰ(エーカパダカウンディニャーサナ Ⅰ)

賢人カウンディニャに捧げるポーズ Ⅰは、数あるアームバランスの中でも難易度の高いポーズのひとつです。柔軟性と筋力の両方が求められるので、無理のない範囲で試してみましょう。

【やり方】
1. マットに手をつき、左腕の外側に両足をつく。
2. 右側に体重をのせるようにして、両足を持ち上げて膝を伸ばす。
3. 下の足を左側、上の足を後ろ方向へ伸ばして数呼吸キープ。

次のページでは、アームバランスを成功させるポイントをご紹介します!

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