【カリスマコラム#10】『若きダンサーよ、尖れ!』
そして、次から次に出てくる若手が先輩らの色を自分たちに変えて、個性をぶつける場所がクラブであり、イベントのSHOWだった。クラブのオーガナイザーや先輩らに気に入られるまで、踊り続ける。踊りだけイケてても、服がダサけりゃ呼ばれない。先輩らがアディダスのタンクトップ着てればみんなそれを買う。DIESELという新しいブランド着てる先輩が出たら、一体どこのどんなブランドなのかディグる。
そして、それを身に纏いながらも自分たちのカラーを入れて、新しい形に変えていく。そんなことを繰り返し、若手は目立とうとしていた。当時クラブに出るには名前のないチーム(有名でないチーム)は、当然ノルマを抱えて出させてもらう。しかしオーガナイザーに名前を覚えてもらう為、そして自分たちのカラーにクラブを染める為にチーム全員一丸となってクラブに仲間や客を入れた。
そうして、たとえSHOWの出番1発目だとしてもめちゃ声があるから、『え!?こいつら何??』って気にさせる。そしてSHOWを見てもらって、自分たちのカラーをぶつけて、気に入られていくのだ。その方法しかクラブでポジションを勝ち取る方法がなかった(SNS無いしね)。
今の時代だからこそできること
コンテストで勝つ、バトルで勝つということが、有名になる為の手段では無かっただけに今の時代とは異なることも多い。だけど、この表題にある『尖れ!』というワードには今の若い世代にしか出せないカラーがあるはずで、その強烈なカラーをココ近年でまだ見たことが無いからだ。
キッズ時代は、ダンスが上手いだけで注目を受ける。だがしかし、中学校を卒業すると同時に一気に大人の世界に突入すると、そこには今までそれほど意識することが無かった自分というカラー、そしてチームとしてのカラーが重要になってくると思う。
自分は何のために踊り、どんなカラーが好きで、どんなファッションや音楽でそれを打ち出し、自分の信者を増やし魅了し続けていくのか・・・。
仕事として選択するにしろ、趣味として選択するにしろ、どのみちココがキーとなる。自分たちのカラーを強烈に打ち出せば、色々なところから問題が出たりもする。先輩らにツメられることもあれば、人間関係で失敗することもブツかることも多くある。
僕も24歳で会社を作り DANCE@LIVEを作りながらXyonで活動していたが、2年に一度は大先輩方に怒られたものだ・・・。その1つ1つを筋道を通して頭を下げることを学び、続けて、徐々にではあるが認めていただけ、今の自分が存在する。
