Koppi Mizrahiも参加。VOGUEをやるならマストでゲットのサウンドが到着

先日こちらの記事でも紹介した、ヴォーギングにおいてのハウスと呼ばれるファミリーの中でも老舗中の老舗、House of Mizrahiにおいてレジェンドの地位を獲得したKoppi Mizrahiが今度は音楽でもその存在感を発揮している。ヴォーグを踊る人間にとっては待ってましたとばかりの珠玉の11曲がアルバムで発売されて

先日こちらの記事でも紹介した、ヴォーギングにおいてのハウスと呼ばれるファミリーの中でも老舗中の老舗、House of Mizrahiにおいてレジェンドの地位を獲得したKoppi Mizrahiが今度は音楽でもその存在感を発揮している。

ヴォーグを踊る人間にとっては待ってましたとばかりの珠玉の11曲がアルバムで発売されている。

Qween Beat presents
「Qweendom」2016年8月12日リリース。全11曲収録。iTunes, Apple Music, Amazon, Beatport, Traxsource, Juno, Spotify, Pandora, Tidalなどで絶賛配信中。

Qween Beatとは
Vogue/Ballroomシーンにおいて、DJ/プロデューサーであるMikeQを筆頭にBallやVoguerのためのサウンドを提供しつづけてきたチームである。所属するアーティストは幅広く、DJ、プロデューサー、MC、ダンサー、ビデオエディターとしてそれぞれインターナショナルに活躍している。メンバーは全てアメリカ国内に住んでおり、全員がセクシャルマイノリティーである。その中で唯一アメリカ国外に住んでいて、ストレートの女性なのがKoppi Mizrahiである。

今回のアルバムはレーベル初のリリースとなっており、Vogue/Ballroomの注目プロデューサー達が揃っている。
Koppi Mizrahiもトラック9と11にヴォーカルで参加している。
購入はこちら: http://smarturl.it/Qweendom

また、ヴォーグの楽曲についての知識もご本人からお聞きできたので紹介しよう。


以下、Koppi Mizrahi
Vogueをやり始めた人にとって、どんな曲で踊ったらいいのか質問されることが多いですが、Vogueのスタイルによっても使う曲が異なります。

最初に生まれたOld wayというスタイルは比較的遅取りでシンプルなポージングや格闘技の動きを取り入れながらビートを淡々と取っていくのが特徴で、ダンクラやディスコ、もしくは初期のハウスミュージックが使われます。

より複雑化した手や腕の動きや肩を抜いたりする軟体技、より細かい音を取るように発展したNew wayというスタイルでは四つ打ちで若干速めのハウスが主に使われます。

フェミニンでよりアクロバティックなVogue Femと呼ばれるスタイルは手の動きの他にキャットウォークやダックウォーク、床に落ちるディップといった技が特徴で、このスタイルが現在のVogueという曲のジャンルを作ったと言えるでしょう。4カウント目に「シャーン!」という強い音が入っているのが最大の特徴です。その上チャントと呼ばれるラップのような合いの手が乗っているのもVogue Femの曲の特徴です。


とのこと。Apple Musicに登録していれば試聴も可能なので是非聴いてみよう。

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