【あのダンサーは今vol.1】中編 : k-en[元錯乱武者・KAMUI]が語る次世代育成への熱意

また、自分に代わった後輩のダンサー達もこの先に色々な事があるだろうし、現場によって違うと思いますけど…
どうすれば「フリーランスのダンサー」としてやっていけるのかっていう事を、自身の経験からですが、経験してきたことすべてを渡せていけたらと思っています。

k-enが見るダンスシーンの未来

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showgo
後輩もちゃんと育てながらなんですね。

k-en
「育てる」というか「育ってほしい。」の方が近いです。
後輩たちがさまざまな現場で花咲いてくれれば、それだけで十分恩返しされた気持ちです。

ダンサーは純粋で熱い。自分がやってきたからというのもあるんですけれど、ダンスの事を知らない人達と仕事として関わって行く時、その「純粋さや熱さ」をどれだけ理解してもらえるか。
他にも、一つのものをつくる時、プロフェッショナルの集まる場所でコミュニケーションがちゃんと取れてないと、良いものづくりが実現していかないと思います。誰かがそのつなぎになる必要がある。若い子たちは今「100%ダンス」だけど、いつか歳を取るから、そういったものも身につけながら、「自分の100%を増やしていく」みたいな形を今は理想にしています。

showgo
めちゃくちゃいい話じゃないですか。

k-en
少しずれますが、「生涯現役ダンスで食べていく!」ってなると、可能なのは本当に選ばれた人達だと思います。
ハートが強くてアグレッシブ、かつ磨かれたセンスがないと。人間性といった部分も大いに必要となります。
40歳を超えて第一線で活躍しているダンサーは「本当に凄い!」と思います。
「Big Respect!」しかないですね。

また、(日本最大規模のダンスバトルイベント)DANCE@LIVEを主宰する[カリスマカンタロー]の様な立場の人は、シーンのために相当の経験や視野を広く持つ必要も有りますし、そこから、たくさんの「欲求」が産まれるんじゃないかと思います。

それこそ昔みたいに「先輩ぶっ倒してやる!」みたいな若手に出てきてほしいはずですし、先輩も「なに!ふざけんなよ!」みたいな態度でいてほしいだろうし…その衝突がダンスシーンに「熱量」を産むところですよね。

モノは流れてないと濁りますからね。常に一部が入れ替わっていく必要もあるし、やってくれる人がいてもらわないと。
(循環や新陳代謝が起きず)水槽の中の水(ダンスシーン)が汚くなると酸素不足で死んじゃいますからね。

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