「ここを改善すれば良かったのか!」イベントには欠かせないフライヤーデザインを見やすくカッコ良く仕上げるための方法
ポイント(5) デットスペースを削除
ここでは左に寄せて右側を開けることでバランスが保てます。
ポイント(6) ENTRYは部分は雰囲気を変える
ENTRYは雰囲気を全く変えることで、情報を集中して読めるようにしています。読ませないといけないところはきっちり読みやすいレイアウトをすることで、見る人のストレスをなくしデザインの質を上げるひとつの要素になります。
さらにフライヤーをデザインする上で大事なポイント
ポイント(7) イベントのターゲットを分かりやすく
イベントに来て欲しいターゲットが明確にある場合は、分かりやすい見出しやキャッチコピーを付けてあげます。この場合はイベントタイトルの上に「働くダンサー達よ、集まれ!!」と入れるとことで社会人を中心としたイベントだよ、と分かるようにしています。
ポイント(8) 特に伝えたい情報は見た目をシンプルに強調する
「なんと!」や「ついに!」など強く伝えたい情報は枠で囲んだり、文字に装飾を付けて強調してあげます。あまり過剰にする必要はなく、白抜き文字にしたり色を強い色にするなど、シンプルにすることで目立つようになります。
それでは「改善前」と「改善後」を見比べてみましょう。
いかがでしょうか?
全体的にすっきり整理され、どんなイベントなのかがわかりやすいフライヤーになったのではないでしょうか。背景を足したり、文字に装飾してみたりなどはまたここから先の話となってきます。
今回デザインを作成したデザイナーからフライヤーを作成するにあたってのコメントがこちら!
フライヤーをデザインする場合、その性質上、いろんなことを詰め込みたくなると思います。この例題のフライヤーは情報を詰め込みすぎて、イベントの特徴が全く見えません。
おそらく頭の中にある情報を一気に書き出したという感じだと思います。これは悪いことではなく、書き出したら情報を整理すればOKです。イベントにおいて、一番最初に伝えないといけないのは、イベントタイトル、開催日・出演者などの情報、イベントの特徴・賞金などの売り、ほぼこの3つです。これが分かりにくいと見ている人はストレスを感じます。
この場合、豪華なJUDGEや出場者がひとつの引きとなっています。ですので、上記情報の次に目立たせてあげます。
ターゲットは社会人ですが「ダンスに卒業はない!」というキャッチコピーから連想して「社会人になってイベントに出るのも落ち着いてきたなー」と感じてる人です。ターゲットを意識しながらデザインしていきます。


