【カリスマコラム#11】『ダンスアライブのルールを変えたホントの理由』
アライブ誕生から12年
DANCE@LIVEを始めて12年が経ちました。(以下アライブ)
アライブの誕生した年に生まれた赤ちゃんが小学校6年生で国技館のステージに立っている年数の経過です。まず今まで続けてこれたことに対して参加して頂けてる皆さんに感謝しています。
そして12年続けてきたからこそ、今のタイミングで変わらなければいけないコトがあると自分の中にある直感が動きました。それはアライブが創ったポイントランキングのことでした。
当時ポイントランキングを考えたきっかけは F1を見てた時です。F1は僕が好きなモータースポーツですが、年間を通じてポイントで競い総合優勝を決める戦いです。そこには切磋琢磨や、リベンジや独走など年間王者へののストーリーがいくつも誕生します。
僕はダンス界においてスターを輩出するのに大事なのは『ストーリー』だと感じました。バトルをショットで終わらせずに年間で戦い続ける仕組みを作り、年間を通じて戦う理由を作り、そしてその先にある名誉を作ることを念頭に置いて年間バトルイベントを設計したのです。
「一度勝てば王者ではなく、負けてもリベンジの機会がある。」「勝ち続けることで伝説が生まれる。」「最終的に年間王者の称号を取れるのはただ一人。」「誰でも知っているスーパーヒーローをアライブを通して誕生させる。」そんなストーリーをダンス界に産み出したかったのです。
大事にしたのはストリート感、アングラとメジャーのギリギリの境界線、バトル感、カルチャーとスポーツの重なった部分、でした。当然のことながら、回を重ねる度に沢山のことを学びながら軌道修正、ABテスト、を繰り返し熟考します。アライブブランドを創り上げていく最も有意義で最も難しい時間です。今では笑い話となりますが、立ち上げから5年目くらいまではダンス界の先輩方に呼び出しを喰らったり、自分のミスでやらかしたり、本当にたくさんの思い出があります(笑)。若い子はめげずに色々挑戦してみて欲しいと思います。
さて、アライブブランドを今まで構築してきてる間に、時代の流れやダンス界も大きく変わってきました。そんな中でバトル時代における大きなうねりは創ることができたのではと感じていますが、僕が創業当時に描いていたスーパーヒーローのイメージとは合致していなかったのです。 問題はアライブの先にある道の設計でした。アライブに出ることで人生が変わる、王者になることで圧倒的な存在になる、という世界までは育てることができてなかったのです。

