初心者の方から上級者の方まで挑戦できる!バレエの「パドブレ」を詳しく解説

バレエの数あるステップの中でも基本中の基本である「パドブレ」のやり方やコツを紹介します! また、ハウスダンスなど、バレエ以外にも存在する様々な「パドブレ」の違いも動画で解説していきますのでぜひ参考にしてください。

数え切れないほど多くのステップが存在するバレエですが、その中でも頻繁に登場する「パドブレ」を知っていますか?
パドブレは、つま先立ちのルルベの状態で足を交互に動かすステップです。バレエ上級者になると、コンビネーションの中で多用されるパドブレを流れるように踊ることができますが、バレエ初心者なら「上手くパドブレができない…」と悩んでいる方も少なくはないでしょう。

そこで今回は、バレエの基本ステップ「パドブレ」のやり方とコツをご紹介します。記事の最後ではバレエ以外のパドブレも紹介しているので、ぜひラストまでご覧ください。

  1. バレエのステップ「パドブレ」を動画でチェック
  2. 「クペ・パドブレ」のやり方を解説
  3. パドブレのコツ
  4. ジャズダンスやストリートダンスにもパドブレが存在する!?

バレエのステップ「パドブレ」を動画でチェック

”移動”を意味する「パドブレ」は、その名の通り移動するパ(ステップ)です。多くがコンビネーションの中でつなぎとして使用され、流れるような動きが求められます。

難しいステップやターンが多いバレエの中では単純なステップのように思えますが、基礎が出来ていないと上手く体重移動が行えないため美しいパにはなりません。パドブレは、単体で踊られるというよりもコンビネーションのつなぎとして使用されることが多いため、様々な形に変形しながらダンサーの元へと登場します。今回は、バレエ初心者がレッスンで学ぶ「クペ・パドブレ」のやり方をご紹介します。

「クペ・パドブレ」のやり方を解説

1.片足プリエ(膝を曲げる動き)で、反対の足をクッペ(足の裏を床からはがし、つま先を伸ばしたまま床から少し持上げた形)する。
2.両足つま先立ちのシュス(足をクロスさせ、内腿を引き寄せ合う)の形にする。
3.足を横に着く。
4.そのまま進んで足を5番に入れながら、プリエする。

それでは、実際にクペ・パドブレを動画で見ていきましょう。

パドブレにはクペ・パドブレ以外にもいくつか種類がありますが、その呼び名や振付はバレエ講師によって多少の違いが出てきます。その理由は、バレエスタイルの違いによるものだと思われます。さらに、パドブレは単体ではなく様々なステップを組み合わせてコンビネーションの中に出てくるため、ステップ名や型があやふやなバレエ初心者にとっては少々厄介なのです。

ここで、パドブレの応用編ともいえる「トンベ・パドブレ・ピルエット」のやり方も一緒に学んでおきましょう。パドブレが左右の移動だけでなく、前後の移動にも対応していることが分かるはずです。

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