初心者の方から上級者の方まで挑戦できる!バレエの「パドブレ」を詳しく解説

バレエの数あるステップの中でも基本中の基本である「パドブレ」のやり方やコツを紹介します! また、ハウスダンスなど、バレエ以外にも存在する様々な「パドブレ」の違いも動画で解説していきますのでぜひ参考にしてください。

パドブレの応用編「トンベ・パドブレ・ピルエット」

パドブレの前に”トンベ”というステップが付くだけでも、難易度がグンと上がります。バレエでは、ひとつひとつのステップを理解して体に叩き込んでおくことがどれだけ重要なのかが分かりますね!

パドブレのコツ

パドブレは、移動という意味を持つことからも分かるように「体重移動」がポイントになります。体重をどちらか一方の足に残すのではなく、体の軸を意識しながら中心に持ってくることが重要です。体重を移動させるときに腕と一緒に肩が上がったり、背中が抜けたりすることのないように上半身にも意識を向けましょう。

また、パドブレはルルベ(つま先立ち)の姿勢で移動するため、バーレッスンでルルベをしてふらつくようでは難しいでしょう。まずはルルベでしっかりと立つ練習をするのもパドブレのコツといえます。

その他、パドブレは基本的に5番ポジションからスタートするため、いかに美しく5番ポジションに足を入れられるかが鍵になってきます。バレエを始めてすぐに5番ポジションを上手に取ることができる方は少ないと思うので、日々のレッスンで少しずつ上達できるよう努力しましょう。

ジャズダンスやストリートダンスにもパドブレが存在する!?

実は、パドブレはバレエ以外のダンスでも存在するステップなのです!早速ジャズダンスとハウスのパドブレを動画でチェックして、バレエのパドブレとの違いや共通点を見つけてみましょう!

ジャズダンスのパドブレ

ジャズダンスのパドブレは、バレエと同じくルルベの状態で移動します。しかし、バレエのパドブレよりも大きな動きが特徴的です。バレエのパドブレはいかに足先を細かく使えるかが勝負になりますが、ジャズダンスのパドブレは股関節から大きく足を出すことで柔らかいステップを生み出すことができます。

ハウスのパドブレ

ハウスのパドブレには、バレエのようなルルベは出てきません。その代わり、足先を細かく使って滑らかな動きを生み出すという点においてはバレエのパドブレと似ているといえるでしょう。ジャズダンスほど大きなステップではありませんが、ジャズダンス以上にリズムを感じながらステップを踏む必要があります。

まとめ

バレエの基本ステップ「パドブレ」をご紹介しました。いかがでしたか?

バレエにおけるパドブレは、振付のつなぎとして使用されるパということでバレエ初心者さんは見落としがちなステップかもしれません。しかし、パドブレはコンビネーションの中にも頻繁に出てくるため、出来ないまま放っておくと後々苦労するはめに陥るでしょう…。テキトーに片付けないで、正しいポジションを取ることができるように練習しましょう。

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