「乗り越えたら世界が広がるはず」世界で活躍するダンサーになるべく渡米した、Shiori Murayamaの野望
高校卒業を後渡米し、現在、LAを拠点にアメリカ各地で有名講師のアシスタントとして活躍する日本人ダンサーShiori Murayama。 現在、一時帰国中である彼女にインタビューを行った。
——-すごい競争率なんですね!——-
その6~70人の中から16人がキャストになれるんです。そんな競争率の中で16人の内の1人、しかも唯一の日本人に選ばれたのでビックリしました。
現在は、Monstersのワークショップでアシスタントをしている。左が、Shiori Murayama、中央が講師・Marty Kudelka。
「シャイではダメ」アピールし続けて叶えた夢
今年6月に行われたKinjaz主催のダンスイベント「Arena 2018」でLyle Benigaのゲストナンバーに出演したShiori Murayama(中央)。
——-Go 2 Talent Agencyと契約されましたが、その経緯は?——-
The Monsters Showの本番前に、Go 2 Talent Agencyとお話する機会をいただき、自分が今までやってきたことややりたいことを伝えていたんです。本番後、エージェントと再び話をして契約することになりました。ほとんどのエージェントは就労ビザやアーティストビザを持っていないと契約できなかったので、学生ビザしかない私にはなかなかチャンスがなかったんです。
——-でも、受け入れてくれたんですね。——-
働けるビザを取得することが前提ですけどね。だから、次の目標はアーティストビザを取得すること。すごく難関だけど、乗り越えたら世界が広がると思っています!
——-次の目標はありますか?——-
アーティストのバックアップをしたいです。今年で大学が終わるんですけど、OPT(Optional Practical Training)という、大学で専攻していたものに関連した仕事が1年間できるビザが下りるんですよ。大学でダンスを専攻していたので、ダンス関連の仕事ができるようになります!
——-早ければあと1年半の内に、アーティストのバックアップができるかもしれない、ということですね。順調じゃないですか?——-
目標や叶えたいことを口に出してアピールしたり、ノートに書いたりもします。そうすることで目標を意識するようになるんですよね。シャイではダメだな、と思いました。
——-そういうアピールが仕事に直結しますよね。——-
そうですね。できることは自分からどんどんやっていかないといけないと思っています。


