動画でわかるバレエ『ジゼル』あらすじや特徴を解説!
バレエ作品『ジゼル』は、ロマンティックバレエの代表作のひとつ。そこで今回は、バレエ経験者がジゼルのあらすじや特徴をわかりやすく解説します。
ジゼルの特徴
ジゼルの最大の特徴は、主人公が死装束で踊ることです。これは、他のバレエ作品では見られないことなので、ジゼルならではといえるでしょう。
また、ダンサーによって解釈が異なるという点も特徴のひとつです。例えば、アルブレヒトが本当にジゼルを愛していたかについて。この点については、ダンサーによって異なった解釈をすることもあります。
ジゼルがすぐにわかる動画
まずは、ジゼルの内容をおさらいしましょう。可愛らしい村娘のジゼルを踊るには、豊かな表現力が必要です。ラストのアルブレヒトとの別れのシーンは、切なく胸にくるものがあります。
第1幕「ジゼルのヴァリエーション」。ロシア生まれのナタリア・オシポワは、力強い跳躍やスピードのある回転をはじめ素晴らしいテクニックを持っています。楽しそうに踊る姿は、まさに踊り好きの村娘ですね!
切なくも美しいバレエ作品ジゼルは、バレエを初めて観劇する方にもわかりやすく、楽しみやすい内容ではないでしょうか?
まとめ
バレエ作品『ジゼル』を解説しました。
ジゼルは明るく陽気な雰囲気な1幕と、暗い雰囲気の2幕の対照が際立つ作品です。村娘ジゼルを演じるにあたって大事なのは、その両方を表現できる豊かな表現力でしょう。改めてジゼルを観劇する際は、ぜひ衣装にも注目してみてください。「ロマンティック・チュチュ」と呼ばれる丈の長いチュチュは、チュールを重ねたふんわりした形で、ジゼルの可愛らしさや儚さをより際立たせています。
数あるバレエ作品のなかでも、唯一主人公が死装束で踊るバレエ。「ジゼルだけ」だと思うと、より大事に踊りたくなりませんか?
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