フォークダンスの特徴や種類を動画で解説!
学校の授業や運動会、キャンプファイヤーなどの行事で踊る機会のある「フォークダンス」には、どのような種類や特徴があるのでしょうか?今回は、日本と海外のフォークダンスについて動画で解説します!
子どもの頃に親しんだ「フォークダンス」を覚えていますか?学生の中には、学校行事に向けて絶賛練習中の方もいるでしょう。「異性と手を繋ぐのが恥ずかしくて堪らない…」という学生は、フォークダンスの歴史を学ぶことで照れずに踊れるようになるかも…?
そこで今回は、フォークダンスの種類や特徴を動画で解説します。日本と海外のフォークダンスを踊って、陽気な気分になりましょう!
フォークダンスとは?
「フォークダンス」とは、世界各地で踊られる土着の踊りの総称です。有名な楽曲に「マイム・マイム」「藁の中の七面鳥」「ジェンカ」「コロブチカ」などがあり、学校の授業やキャンプファイヤーで踊られることも多いダンスです。
土着の踊りということから、実は盆踊りや神楽のような日本の踊りもフォークダンスに含まれていると知っていますか?しかし、一般的に日本では外国から紹介された踊りを指すことが多く「民族舞踊」と訳されています。
かつてフォークダンスは、狩りの収穫を祝って動物の動きを真似て踊られたことから「動物踊り(アニマルダンス)」と呼ばれていました。誰でも踊れる簡単な振付を用いて、みんなで踊るという行為によって連帯感を得ていました。そんなフォークダンスが全国に広まったのは、第二次大戦後の長崎に教育担当官として駐在したアメリカ人”ウインフィールド・P・ニブロ氏”の活動がきっかけです。彼はフォークダンスを広めるべく各地で活発に活動を続け、昭和31年に「日本フォークダンス連盟」が設立しました。彼は「フォークダンスの父」と呼ばれ、今なお語り継がれています。
日本のフォークダンスの定義
日本のフォークダンスとして代表的なのは、
・盆踊り
・日本民踊
・日本舞踊
・新舞踊
上記のような踊りが挙げられます。とくに古くから親しまれている「盆踊り」は、古いものでは500年の歴史を持つといわれています。
本来、盆踊りは盆の時期に死者を供養するための踊りとされています。 また、神楽や雅楽といった舞いは呪術的要素が強いといわれています。これらから、日本のフォークダンスは人々が喜ぶ様を表した「マイム・マイム」のような楽しむ目的ではなく、供養や祈りを表すダンスだといえるかもしれませんね。
踊ったことあるかも!フォークダンスの定番ソング3選
I’ve Been Working on the Railroad
「せ〜んろはつづく〜よ〜、ど〜こ〜ま〜で〜も〜」は、誰もが一度は口ずさんだことがあるのではないのでしょうか?
日本語の歌詞が定着していますが、もともとはアメリカの民謡で、明るく楽しい汽車旅を歌っています。
オクラホマ・ミクサー
こちらも誰しもが聴いたことがあるであろう一曲ですね。
「オクラホマ・ミクサー」というのは、実は曲のタイトルではなくダンスの名前だそう。
このダンスで使われる楽曲「藁の中の七面鳥」”Turkey in the Straw”と同一視されていることが多いそうです。
ジェンカ
複数人で列を作り、跳躍を繰り返して少しずつ前に進んでいく踊りは本来は「レットキス」と呼ばれています。
人気アニメの劇中でも使われていますよ♪
次のページでは、世界と日本のフォークダンスを紹介します!