【監修】硬くなった「ふくらはぎ」をほぐすストレッチ5選
「ふくらはぎ」は、柔軟性が低下するとケガや冷え症の原因になります。気付いたときにストレッチを行い、ケガの予防や冷え性改善に努めましょう。 今回は、ヨガインストラクターがふくらはぎをほぐすストレッチのやり方を写真付きで徹底解説していきます!
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ヨガインストラクター:miwako 大学生の頃にヨガに出会い、心身や生活がより豊かに変化していくのを感じ、ヨガの奥深さに魅了されていく。現在は伝統的な教えや哲学を学びながら、ハタヨガとヴィンヤサヨガの練習を続けている。実践から得られる気付きを大切にし、その学びや恩恵を伝えている。 |
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突然ですが、ふくらはぎを触ってみてください。ガチガチに硬くなっている場合や、左右で硬さが違う場合は今すぐストレッチをして柔軟性をアップさせましょう。ふくらはぎをストレッチするだけで、ケガの予防や冷え性改善、さらにはむくみを解消することもできるのです!
そこで今回は、ふくらはぎのストレッチ方法を写真で解説したいと思います。立った状態でできるストレッチもあるので、立ち仕事や家事の合間に試してみてくださいね!
ふくらはぎの筋肉構造
ふくらはぎの筋肉を構成する筋肉郡は、
・腓腹筋(ひふくきん)
・ヒラメ筋
の2つです。
ふくらはぎの筋肉で表面上に見えている筋肉が「腓腹筋(ひふくきん)」であり、腓腹筋の2つの筋頭とヒラメ筋と合わせて「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」と呼びます。
ふくらはぎの重要な2つの役割
ふくらはぎは「第2の心臓」とも言われるほど、非常に重要とされる筋肉で、大事な役割を担っています。
ポンプの役割
歩く、走る、ジャンプするなど、体を動かすときに、ふくらはぎの筋肉が足の血液を上へ押し上げる、ポンプの役割を担います。ふくらはぎの筋肉がうまく動かないと、足の血液循環が上手くいかず、日常生活に影響が出ることも考えられるので、とても大事な場所です。
体を動かす役割
足首を動かす際に、つま先を下げるような動作を行う役割りがあります。
ウォーキング、ランニング、ジャンプといった動作を行うときに、非常に大事な筋肉です。普段2速歩行で生活している我々にとって、無くてはならないと同時に、使う頻度も高く、疲労を溜め込みやすい筋肉だと言えます。
ふくらはぎが太くなる原因は?
むくみ
役割でも紹介しましたが、ふくらはぎにはポンプの役割があります。このポンプの力が弱まると血液がうまく循環されず、流れが滞ってしまうため、むくみに繋がります。
骨盤の歪みが影響している場合も
骨盤が前傾すると前傾姿勢になり、膝が曲がって前傾した上半身を支えます。その結果、歩行時に足が持ち上げられず、足首の関節が固定され、フラットフットと呼ばれる歩行スタイルになります。
腰、膝、足首の関節が固定されていて、歩行時のかかと着地やつま先立ちの際の重心移動が適切に行えないと、歩くたびに体重がすべてふくらはぎにかかり、筋肉が肥大して太くなる原因になることがあります。

