令和”初”の『マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2020 FINAL』新世代FINALIST特集 -BOB CHANCHYN編-

『アライブ』の名で親しまれ、15年目に突入した、ストリートダンス界最強バトラーを決めるダンスイベント「マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2020 FINAL」。各地の予選を終えファイナリストが出そろったが、新元号、新時代の幕開けに相応しく、今年は計8名の初ファイナリストが国技館の舞台へ上がることとなった。その多くはアライブ決勝の舞台には初参戦であるものの、名のあるコンテストやバトルで結果を残してきた雄士たちばかりだ。

Dewsではその新時代にふさわしいニューカマーたちへのインタビューを行い、ファイナル挑戦の裏にあるドラマや背景を探る。令和ジェネレーションとも呼ぶべきファイナリストたちは、何を思いあの舞台へ上がるのか。

今回は30年の歴史があるWASEDA BREAKERSに所属し、独創性の高いB-BOYINGで高い評価を受けるBOB CHANCHYNにインタビュー。


——-ファイナル出場おめでとうございます。関東在住でCHUBUに出られたと聞いたのですが、今回の挑戦にはどのような経緯があったのですか?——-
ありがとうございます。CHUBU予選前日にバトルゲストに呼ばれたイベントがあったのですが、1回戦で負けてしまって。。。年始一発目のイベントでこの結果は不甲斐ないと思いました。チームメイトが2人くらいエントリーしてたので急遽エントリーして、まさかの結果でした。

——-ダンスを始めたきっかけやWASEDA BREAKERSに入った経緯など教えてください。——-
僕は神奈川の相模原が地元なんですが、高1くらいにテレビでオカザイルという企画を見て「ブレイクダンスすげえなあ、でもできるわけないな」と思ってたら、ダンスを先に始めてた友達が六歩チェアをやってて教えてもらったのがきっかけです。同じ地元の同い年のメンバーでチームを組んで、18位にはクラブで練習したりしてたので、そういう意味では絆が強かったですね。WASEDA BREAKERSに入ったのは22〜23の頃ですね。WASEDA BREAKERSに入ったばかりのTobaccoさんと一緒に2on2に出ようということになって、年に一度の大きなイベント「VIBE OUT」に参戦しました。手応えがあったのに予選落ちしてしまって、TobaccoさんがABERE(WASEDA BREAKERS)さんと話してる時に「悔しいっす、練習しましょう」って言ったのが縁で会う機会が多くなって、お声がけいただいた感じです。あの時声をかけなかったら今がないホント一期一会だったと思います。現役でWASEDAとして動いているのは10名で、僕が入ったときはABEREさんがリーダーでした。上は40代からいるのですが、世代交代して若い世代は4名、その中で今はHIDEKIがリーダーをしています。歴史あるチームで、続いているというとベテランのダンサーの方は喜んでくれるので僕らも嬉しいですね。

——-ダンスで自分のスタイルに行き着いた経緯はありますか?——-
ブレイクダンスって回ったり止まったりのイメージが強くて僕も最初思ってましたが、高校の頃全くパワームーブができなくて、そういうのが理由でフットワークなどで他人とは違う動きをしようって思ったのがきっかけですね。でもパワームーブなどスキル(名前のついた技)が全くできないのも悔しいので卒業後にDef Clanってチームと仲良くしてて、スキルができるのでめちゃくちゃ教えてもらいました。スキルが高ければ自分の考える動きも広がるし、カラダ作りにもなるし、できないのが悔しくて。自分の中で「カクカクバタバタ」って感じをイメージしているので、昔から体幹が強くて、身体もカタイのでそういうのも含めて今のスタイルができたのかなと考えます。

——-尊敬するダンサーや憧れたダンサー、いつか越えたいダンサーはいますか?——-
たくさんいますが、強いて言えば、一緒に戦ってきたチームメイトはもちろん尊敬してますし、ASSASSIN(BODY CARNIVAL)さんだったり、Ryo-Flow(FOUND NATION)だったり、B-BOY陸上さんって、フットワークめちゃくちゃ上手い人なんですが、このメンバーは自分には考えつかないなって考えを持っているのですごいなと思います。憧れというよりはリスペクトですね。こうなりたい、と思ってしまうとその人に似てしまうので。オリジナルというと表現が難しいのですが、自分しかできない動きがしたいなは思いますね。越えたい、勝ちたいダンサーはやはり東京で活躍しているチームは意識しています。TAKE NOTICE、FOUND NATION、THE FLOORRIORZ、その人たちに勝ちたいとは思います。アライブでもWING ZERO(FOUND NATION)さんやYu-ki(九州男児 / FOUND NATION)君もいますんで、東京1、2どころか世界レベルなので、そういう相手を倒していきたいというのはありますね。WINGさんに関しては会場を沸かすわかりやすいスキルではなく、スタイルで本戦に出続けてるのはすごいと思います。

——-アライブに向けてコメントや意気込みなどあればお願いします——-
以前はアライブがポイント方式の時代に挑戦して、毎回ポイント稼いで決勝へ、と思っていたんですが、当時はフットワークが重く全国に行かずに諦めていました。今回の方式になって優勝すればファイナリストになれるということで、一次予選2次予選、決勝と、そうそうたるメンバーで勝つのがやっと、という感じでした。自分はポジティブだしダンス大好きなので、一度もダンスやめようと思ったこともないですし、出るからには上を目指していきたいと思っています。決勝の舞台に立っている状態をまで想像できないので、みんな言うと思うんですが、「いつも通りやっていければ」と思いますし、見てるみんなが笑ってくれればいいです!


豪華出演者が見れるのはダンスアライブだけ!!4月26日は両国国技館へ!

今後も続々と発表される出演者情報に加え、本番当日はメインのダンスバトルの他、ダンススタジオ/高校ダンス部/ダンス専門学校/大学生・社会人ダンスサークルによるショーケース、さらには高校ダンス部の頂点を決めるダンスコンテストなどが様々なステージで同時開催され、例年以上に盛り上がりを見せる事間違いなし!!
他のイベントにはない同時コンテンツが豊富な「マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2020 FINAL」を是非お楽しみに!!

マイナビダンスアライブについてもっと詳しく知りたい方は特設サイトをチェック!!

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