令和”初”の『マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2020 FINAL』新世代FINALIST特集 -BOB CHANCHYN編-
——-ダンスで自分のスタイルに行き着いた経緯はありますか?——-
ブレイクダンスって回ったり止まったりのイメージが強くて僕も最初思ってましたが、高校の頃全くパワームーブができなくて、そういうのが理由でフットワークなどで他人とは違う動きをしようって思ったのがきっかけですね。でもパワームーブなどスキル(名前のついた技)が全くできないのも悔しいので卒業後にDef Clanってチームと仲良くしてて、スキルができるのでめちゃくちゃ教えてもらいました。スキルが高ければ自分の考える動きも広がるし、カラダ作りにもなるし、できないのが悔しくて。自分の中で「カクカクバタバタ」って感じをイメージしているので、昔から体幹が強くて、身体もカタイのでそういうのも含めて今のスタイルができたのかなと考えます。
——-尊敬するダンサーや憧れたダンサー、いつか越えたいダンサーはいますか?——-
たくさんいますが、強いて言えば、一緒に戦ってきたチームメイトはもちろん尊敬してますし、ASSASSIN(BODY CARNIVAL)さんだったり、Ryo-Flow(FOUND NATION)だったり、B-BOY陸上さんって、フットワークめちゃくちゃ上手い人なんですが、このメンバーは自分には考えつかないなって考えを持っているのですごいなと思います。憧れというよりはリスペクトですね。こうなりたい、と思ってしまうとその人に似てしまうので。オリジナルというと表現が難しいのですが、自分しかできない動きがしたいなは思いますね。越えたい、勝ちたいダンサーはやはり東京で活躍しているチームは意識しています。TAKE NOTICE、FOUND NATION、THE FLOORRIORZ、その人たちに勝ちたいとは思います。アライブでもWING ZERO(FOUND NATION)さんやYu-ki(九州男児 / FOUND NATION)君もいますんで、東京1、2どころか世界レベルなので、そういう相手を倒していきたいというのはありますね。WINGさんに関しては会場を沸かすわかりやすいスキルではなく、スタイルで本戦に出続けてるのはすごいと思います。
——-アライブに向けてコメントや意気込みなどあればお願いします——-
以前はアライブがポイント方式の時代に挑戦して、毎回ポイント稼いで決勝へ、と思っていたんですが、当時はフットワークが重く全国に行かずに諦めていました。今回の方式になって優勝すればファイナリストになれるということで、一次予選2次予選、決勝と、そうそうたるメンバーで勝つのがやっと、という感じでした。自分はポジティブだしダンス大好きなので、一度もダンスやめようと思ったこともないですし、出るからには上を目指していきたいと思っています。決勝の舞台に立っている状態をまで想像できないので、みんな言うと思うんですが、「いつも通りやっていければ」と思いますし、見てるみんなが笑ってくれればいいです!

