パーソナルトレーニングで効果が出るための頻度や期間は?

マンツーマンでトレーニングを実施するパーソナルトレーニング。パーソナルトレーニング専門のジムも増えており、効果やトレーニングメニューに注目が集まっています。 そこで今回は、パーソナルトレーニングの特徴や効果、効果が出るまでの頻度について解説します!

全国に広まりを見せる、CMでもお馴染みのパーソナルトレーニングジム。その絶大な効果に興味を持った人も多いでしょう。

そこで本記事では、パーソナルトレーニングには実際どれほどの効果があるかをご紹介します。果たして、週1回のトレーニングでも効果を得られるのでしょうか?

  1. パーソナルトレーニングの特徴
  2. パーソナルトレーニングの効果
  3. 効果が出るまでの頻度や効果は?
    1. 週1回の場合
    2. 週2~3回の場合

パーソナルトレーニングの特徴

「パーソナルトレーニング」とは、基本的にはトレーナーと1対1で行うトレーニングを指します。ただし、場合によってはトレーナーや提携医師、管理栄養士、カウンセラーなどがチームとなってサポートすることもあります。

パーソナルトレーニングの特徴は、大きく3つあります。
1つ目は、個々に合わせたトレーニングメニューが組まれることです。目的やその日の体調に合わせてメニューを考慮できるので、自分のペースでトレーニングを続けることができます。

2つ目は、パーソナルトレーニングのトレーニングメニューにあります。パーソナルトレーニングのメニューの多くは、筋力トレーニングが占めています。その主な理由は、効率よくシェイプアップするためです。

3つ目は、食事指導があることです。パーソナルトレーニングの多くは、トレーニングだけでなく食事指導も行っています。ジムによっては管理栄養士の指導を受けられるので、美しさだけでなく健康も手に入れることができます。

パーソナルトレーニングの効果

パーソナルトレーニングといえば、ダイエットやスタイルアップをイメージする人が多いでしょう。しかし、実際は腰痛や肩こりといった身体の不調の改善や、ケガのリハビリなど目的はさまざまです。そのため、パーソナルトレーニングの効果は目的によって変わります。

ダイエット目的の場合は、筋トレで効率よく消費エネルギーを増やして脂肪燃焼を促します。また、筋肉を付けることで見た目のシェイプアップも可能です。さらに、食事指導で太りにくい身体を作っていきます。「体重が〇kg落ちた!」「2ヶ月で人生が変わった」という広告も見かけますが、実際に何kg痩せられるかは人それぞれです。それよりも食生活やライフスタイルを変えたり、今後のトレーニング方法を学んだりする場として、パーソナルトレーニングを活用するべきでしょう。

身体の不調の改善やケガのリハビリ目的の場合は、医師の運動許可を得た後に行います。とくにパーソナルトレーニングで行うリハビリは、理学療法士や作業療法士といった専門家のOKが出た後に行うものです。不調改善やリハビリはダイエット目的の場合と比べて時間がかかるので、パフォーマンスの向上まで少なくとも半年~1年を要すると覚えておきましょう。

個人に合わせてトレーニングメニューを組むパーソナルトレーニングは、たしかに一般的なジムや自宅で筋トレをするより効果が見込めます。ただし、トレーニングを止めた後に元の生活に戻してしまうと、リバウンドしてしまったり、身体の不調が再発したりするのも事実…。そうならないためにも、パーソナルトレーニングで得た知識を活かして効果を持続させる必要があります。

効果が出るまでの頻度や効果は?

週1回の場合

結論からいうと、週1回のパーソナルトレーニングでも効果を得ることはできます。ただし、ダイエット目的の場合でも最低2ヶ月、極力リバウンドを防ぎたいなら半年~1年間は継続して通うべきです。また、パーソナルトレーニングのコースを終えた後も、定期的にメンテナンスに通うことをおすすめします。

週1回のパーソナルトレーニングでは、自宅でできる筋トレや食事メニューについて学ぶことになります。あくまでも週1回45~90分のみのトレーニングで効果が出るのではなく、トレーニングのない日も身体を動かしたり、食事に気を配ったりする必要があります。

週2~3回の場合

筋肉組織の破壊から再生までを考えると、週2~3回がベストだといわれています。確実にダイエットの効果を出したい人は、週2回以上のパーソナルトレーニングを受けることをおすすめします。また、運動経験のない人やリハビリ目的の人も、トレーニング方法や食事について理解を深めるために週2回以上のパーソナルトレーニングを受けてトレーニングを習慣化しましょう。その後は頻度を落としてもOKです。

関連記事