世界を魅了したクイーン・オブ・ポップ!マドンナの名曲20選
現在世界で活躍する有名アーティスト達にも絶大な影響を与えたマドンナの名曲や様々なエピソードを紹介していきます。
Express Yourself(エクスプレス・ユアセルフ)
マドンナの人生観が強く表れた曲。フェミニズムの固定観念を打ち破って、若い女性たちが自分の人生のあらゆる決断を自分でコントロールできるようにとパワフルなメッセージが込めてあります。また、この曲は恋愛における男女間のヒエラルキーを描写するラブ・ソングでもあります。
Cherish(チェリッシュ)
前作までは、宗教やフェミニズムなど深刻なテーマを扱っていましたが、この曲ではロマンティックな恋愛を歌っていて、明るいイメージとなっています。80年代のモータウン風にアレンジされた軽快なチューン。
Oh Father(オー・ファーザー)
タイトルの通り、この曲はマドンナと父親の関係を歌った曲であり、幼いころに受けた虐待で愛に飢えるマドンナの姿が描かれています。また、児童虐待やそのトラウマについて、そして宗教に対する懐疑心までにテーマは広げられます。
Vogue(ヴォーグ)
1990年発表のアルバム「アイム・ブレスレス」から先行発売されたシングル。もともとは不発を危惧した楽曲のB面に間に合わせで書かれた曲でしたがそのクオリティは高く、後に世界中で大ヒットしました。また、ビデオクリップでは当時ニューヨークで踊られていた「ヴォーギング」が用いられ、この曲はその「ヴォーギング」が世界中に広める火付け役ともなりました。マドンナの音楽の方向性にも影響を与えた曲となりました。
Justify My Love(ジャスティファイ・マイ・ラヴ)
1990年に発売されたレニー・クラヴィッツとの共同作。ビデオクリップでは下着をつけたマドンナと複数の人間が妖しいひと時を過ごすというもので、内容が過激であるため放送禁止になる場合もあったようです。
Erotica(エロティカ)
「ジャスティファイ・マイ・ラヴ」や写真集「SEX」などの過激なコンセプトを引き継ぎ、サウンドは「ヴォーグ」を手がけたシェップ・ペティボーンが担当しテンポの良いリズムが用いられています。日本ではゴールドディスク大賞のアーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽部門)を受賞した作品です。
American Pie(アメリカン・パイ)
この曲はドン・マクリーンが1971年にリリースしたシングルを2000年3月にマドンナがカバーしたバージョンです。マドンナ主演の映画「2番目に幸せなこと」のサウンドトラックに用いられました。オリジナルバージョンは演奏時間が8分36秒と長いですが、マドンナのバージョンでは短縮され、ダンスソング風にアレンジされています。
Music(ミュージック)
2000年8月発売。前作からイメージチェンジをし、キャッチーなエレクトリックサウンドで大ヒットを記録しました。Billboard Hot 100 では4週連続1位をとなり。全英でも1位を記録しました。
Me Against The Music(ミー・アゲインスト・ザ・ミュージック)
ブリトニー・スピアーズとの共同作品で、2003年10月にリリースされました。Hot Dance Club Playチャートで首位を獲得し、ビルボード・ミュージック・アワードでは Hot Dance Single of the Year を受賞しました。
Hung Up(ハング・アップ)
ABBAの大ヒット曲「ギミ!ギミ!ギミ!」のメロディーのサンプリングが耳に残る、マドンナの歴代シングル史上最高のセールスを記録した作品で、マドンナの代表曲とも言えます。全世界で900万枚以上の売り上げを誇りました。
Sorry(ソーリー)
男性の「ごめんなさい」という言葉をもう私は聞き飽きた、という内容の曲。イントロでは様々な言葉で「ごめんなさい」がつぶやかれています。「ハング・アップ」に続くヒット作品となりました。
Jump(ジャンプ)
2005年発表のアルバム「コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア」に収録された曲。ミュージックビデオは東京で撮影され、ネオン街をバックにマドンナが激しく踊っています。
Four Minutes(フォー・ミニッツ)
2008年発表のアルバム「ハード・キャンディー」より1枚目のシングルです。ジャスティン・ティンバーレイクとコラボしたヒップ・ホップ調の楽曲です。ミュージックビデオにはダンスユニット「はむつんサーブ」が出演しています。
Give Me All Your Luvin'(ギブ・ミー・オール・ユア・ラヴ)
2012年にリリースされたアルバムMDNA収録曲。ニッキーミナージュとM.I.Aをゲストボーカルに迎えたキャッチーなダンスポップソングです。
スーパーボウルのハーフタイムショーでのパフォーマンス中にM.I.Aが中指をカメラに向かって立てたことから批判が起こり、ナショナルフットボールリーグ(NFL)が謝罪するという事件が起こりました。
最後に
多様な音楽性や斬新なファッション、そして独特の世界観で世界を魅了してきたマドンナ。あのレディー・ガガもリスペクトするこの「クイーン・オブ・ポップ」は、60歳を超えた今も衰えることを知らず、世界にその生き様を発信し続けています。これからも最高にカッコいいエンターテイナーとして、見ている者をワクワクさせ続けてくれるでしょう。