26歳という若さでの急逝 伝説のラッパー「マック・ミラー」を紹介
ラッパー/プロデューサーのマック・ミラーを紹介します。プロフィール、ディスコグラフィ、マックミラー名曲紹介、死因について、死後のアルバムや最近リリースされたデラックス版のミックステープの紹介まで、幅広くお送りいたします。
マック・ミラーの死について
マックミラーは、2018年9月7日に26歳で亡くなりました。
L.A.郡検視局が発表した毒物検査の報告書によると、死因は「フェンタニル」、「コカイン」、「アルコール」の混合薬物毒性による偶発的な薬物過剰摂取によるものとされています。
この「フェニタニル」については、ここ数年でプリンス、トム・ペティ、リル・ピープなどの多くの著名なミュージシャンの命を奪っていることから、問題視もされているようです。
また、マックミラー自身は生涯を通じて薬物乱用と闘っていることを過去にも述べていて、検死報告書によれば、「この狂った世界に残された時間はあとわずか」と彼のタトゥーの一つにも描かれていたことから、死が隣り合わせだったことを痛感していたのでは?とも言われているようです。(もちろんそれは誰の本意でもないのは確かだと思いますが…。)
ミラーへ薬物を売った容疑者が逮捕
この件についてはその後捜査が行われ、2019年の9月の初頭にキャメロン・ジャームス・プティというドラッグディーラーが逮捕されました。
また、その月の終わりにはライアン・レビスという人物も事件に関与していたということで逮捕されたようです。
これについて、マックミラーの父親であるマーク・マコーミック氏は、
「息子を殺した麻薬の売人がついに逮捕された」Mac Miller’s Dad Addresses Arrest of Rapper’s Alleged Drug Dealer
私を含め、若い頃に薬物の経験をした人は多いと思います。しかしそれはろくな世界ではない。フェンタニルとコカインの少しの摂取だけで、あなたは死んでしまいます。麻薬にはフェンタニルが混入されている。あらゆる種類の麻薬だ。リスクを冒すなということだ。危険を冒す価値はない。Mac Miller’s Dad Addresses Arrest of Rapper’s Alleged Drug Dealer
と言及しています。
元恋人アリアナ・グランデもミラーの死を悼む
彼の元恋人としても有名な歌手で、楽曲「The Way」を始めとするいくつかの楽曲でコラボレーションも見せていたアリアナ・グランデも、マックミラーについては言及しています。
「彼は目が覚めてからスタジオに入ってくるような人だったわ。ベッドから転げ落ちて隣のスタジオに入っていくような人だった。何よりも大切なことは何もなかった。時間を忘れて食事を忘れたり、自分を大切にすることを忘れたり、人としての心を忘れたり。彼は文字通り一秒一秒の思いと時間、そして人生を音楽に捧げた人だったのよ」Ariana Grande Opens Up About Mac Miller’s Life and Music
と語り、破局はしているものの彼女はマックを尊敬していたことから、彼の死後はアリアナ自身も憔悴していたとの噂もありました。
死後のアルバム『Circles』
『Circles』は、マックミラーの6枚目のアルバムで、2020年1月17日にREMEMBER MUSICとWarner Recordsから、彼の死後にリリースされました。
このアルバムは生前にミラーが制作していたとされていて、プロダクションはアメリカのシンガーソングライターであるジョン・ブリオンが担当しています。
この作品は前作の『Swimming』を補完するアルバムとして制作されていて、コンセプトは「円を描くように泳ぐ」というものだったそうです。
「The Independent」や「HipHopDX」といった音楽メディアも高評価レビュースコアを付けているようです。
ミックステープ『K.I.D.S.』がサブスクで配信
2010年リリースのマックミラーの代表作でもあるミックステープ『K.I.D.S.』が、未公開曲「Ayye」、「Back In the Day」などを収録したデラックス版として、ストリーミングサービスにて、2020年の春にリリースされました。
この作品は、楽曲「Kool Aid & Frozen Pizza」で、トラック「Hip 2 Da Game」のサンプル問題を巡り、ロードフィネスから数百万ドル規模の訴訟を起こされたという逸話もあったりと話題の作品です。
Spotifyでは制約はありますが、無料でも利用できるので、是非聴いてみて下さい!
おわりに
マックミラーについてお送りしました。26歳…。本当に「若くして…」と言った感じですよね。彼の楽曲はこれからも生き続けるので、デラックス版『K.I.D.S.』も含めて是非色々と聴いてみていただければと思います!