等身大の女子の内面を描いたリリックで人気の泉まくらのおすすめ曲10選
特徴的なウィスパーがかったハスキーな声で等身大の女子の感情や思考などの内面的でリアリティーな部分を歌ったリリックと、感傷的に浸れる優しい曲調が若い世代の女性を中心に人気を集めているヒップホップMC泉まくらのチェックすべき名曲10選をプロフィールや経歴を交えて紹介していきます。
独特のフロウに乗せた日常的でどこか切ない、等身大の女子の内面を描いたリリックで人気を集める福岡県在住のヒップホップMC泉まくらのチェックすべき名曲10選をプロフィールや経歴を交えて紹介していきます。
泉まくらのプロフィール
泉まくらは福岡県在住のヒップホップMCです。アーティストとしてのコンセプトとして「さみしくて 流されやすくて そしてちょっぴりエッチで。ラップをしちゃう普通の女の子」というのを掲げているように、特徴的なウィスパーがかったハスキーな声で等身大の女子の感情や思考などの内面的でリアリティーな部分を歌ったリリックと、感傷的に浸れる優しい曲調が若い世代の女性を中心に人気を集めています。
いわゆる女性のカッコ良さやハングリーさを押し出していくストリート系のフィメールラップシーンとは違い、あくまで平凡でどこにでもいる女子の立場をテーマにした泉まくらの楽曲にはガールズラップというワードが合っているかもしれません。
日常的なストーリーや感情を上手く描いた言葉や世界観はさながら短編小説を読んでいるかのようでとても聴き心地が良く、音楽シーンの中でも独自の立ち位置に存在しています。
独特の世界観の歌詞を引き立てるトラックも評価が高く、観音クリエイションやFragmentなど実力派トラックメイカーが制作しており、こちらが個性的なラップとマッチしていて何度もリピートして聴ける魅力の1つでもあります。
また楽曲のビジュアルワークはイラストレーター・大島智子が担当しておりどこか儚さを感じるデザインも人気があり、YouTubeなどで公開されているMVも注目されています。
泉まくらの経歴
2012年にレーベルである術ノ穴からデビューアルバム「卒業と、それまでのうとうと」をリリースしました。
2013年に2ndアルバム「マイルーム・マイステージ」をリリースし、くるり主催イベントWHOLE LOVE KYOTOに参加もしています。
2014年4月に公開されたTVアニメ「スペース☆ダンディ」で、菅野よう子とのコラボ楽曲を提供しました。この作品にはmabanuaも参加しています。
同じく2014年には3rdアルバム「愛ならば知っている」をリリースしました。
2016年にはnagacoが全曲プロデュースしたアルバム「アイデンティティー」をリリースし、2017年にはベストアルバム「5 Years」も発表しました。
2019年には新アルバム「as usual」をリリースしており精力的に活動をしています。
また、禁断の多数決やラブリーサマーちゃんといった個性的なアーティストとコラボしており話題となりました。
楽曲提供も多く、映画「テラスハウス」と「ホットギミック」では挿入歌を、「最低。」と「永遠の少女」では主題歌を担当しています。
歌唱参加した資生堂CMの「High School Girl」はカンヌ国際広告賞で2部門受賞するなど様々なシーンから注目されています。
