等身大の女子の内面を描いたリリックで人気の泉まくらのおすすめ曲10選
特徴的なウィスパーがかったハスキーな声で等身大の女子の感情や思考などの内面的でリアリティーな部分を歌ったリリックと、感傷的に浸れる優しい曲調が若い世代の女性を中心に人気を集めているヒップホップMC泉まくらのチェックすべき名曲10選をプロフィールや経歴を交えて紹介していきます。
独特のフロウに乗せた日常的でどこか切ない、等身大の女子の内面を描いたリリックで人気を集める福岡県在住のヒップホップMC泉まくらのチェックすべき名曲10選をプロフィールや経歴を交えて紹介していきます。
泉まくらのプロフィール
IZUMI MAKURA
1st ONEMAN LIVE
"as usual"
2019.11.16as usualhttps://t.co/Lf9xnZM8IU maeshima soshi
春にhttps://t.co/Lf9xnZM8IU 観音クリエイション
通学路https://t.co/Lf9xnZM8IU nagaco
P.S.https://t.co/Lf9xnZM8IU nagaco
— 泉まくら / Izumi Makura (@macra_iz) November 17, 2019
泉まくらは福岡県在住のヒップホップMCです。アーティストとしてのコンセプトとして「さみしくて 流されやすくて そしてちょっぴりエッチで。ラップをしちゃう普通の女の子」というのを掲げているように、特徴的なウィスパーがかったハスキーな声で等身大の女子の感情や思考などの内面的でリアリティーな部分を歌ったリリックと、感傷的に浸れる優しい曲調が若い世代の女性を中心に人気を集めています。
いわゆる女性のカッコ良さやハングリーさを押し出していくストリート系のフィメールラップシーンとは違い、あくまで平凡でどこにでもいる女子の立場をテーマにした泉まくらの楽曲にはガールズラップというワードが合っているかもしれません。
日常的なストーリーや感情を上手く描いた言葉や世界観はさながら短編小説を読んでいるかのようでとても聴き心地が良く、音楽シーンの中でも独自の立ち位置に存在しています。
独特の世界観の歌詞を引き立てるトラックも評価が高く、観音クリエイションやFragmentなど実力派トラックメイカーが制作しており、こちらが個性的なラップとマッチしていて何度もリピートして聴ける魅力の1つでもあります。
また楽曲のビジュアルワークはイラストレーター・大島智子が担当しておりどこか儚さを感じるデザインも人気があり、YouTubeなどで公開されているMVも注目されています。
泉まくらの経歴
2012年にレーベルである術ノ穴からデビューアルバム「卒業と、それまでのうとうと」をリリースしました。
2013年に2ndアルバム「マイルーム・マイステージ」をリリースし、くるり主催イベントWHOLE LOVE KYOTOに参加もしています。
2014年4月に公開されたTVアニメ「スペース☆ダンディ」で、菅野よう子とのコラボ楽曲を提供しました。この作品にはmabanuaも参加しています。
同じく2014年には3rdアルバム「愛ならば知っている」をリリースしました。
2016年にはnagacoが全曲プロデュースしたアルバム「アイデンティティー」をリリースし、2017年にはベストアルバム「5 Years」も発表しました。
2019年には新アルバム「as usual」をリリースしており精力的に活動をしています。
また、禁断の多数決やラブリーサマーちゃんといった個性的なアーティストとコラボしており話題となりました。
楽曲提供も多く、映画「テラスハウス」と「ホットギミック」では挿入歌を、「最低。」と「永遠の少女」では主題歌を担当しています。
歌唱参加した資生堂CMの「High School Girl」はカンヌ国際広告賞で2部門受賞するなど様々なシーンから注目されています。
泉まくらの今すぐ聞くべき名曲10選
泉まくら “P.S.” (Official Music Video)
2015年にリリースされた楽曲です。メロウなトラックに感傷的なリリックが合わさった泉まくらの世界観を表す代表曲と言えます。
泉まくら 『balloon』 (Official Music Video)
デビューアルバム「卒業と、それまでのうとうと」に収録されている楽曲です。日常的な部分をどこか気怠く歌った歌詞にリアリティーを感じます。
泉まくら『思い出の昼下がり』Pro.by maeshima soshi
アルバム「as usual」に収録されている楽曲です。失恋を穏やかに書いた曲で、最後まで聴き終わった後には前向きな気分になれます
泉まくら 『yunagi』Pro. by nagaco
こちらもアルバム「as usual」に収録されている楽曲です。学生時代を描いたノスタルジックな曲になっています。トラックも素晴らしいです。
泉まくら『ベイビー・アイラブユー』 – TEE cover –
こちらではTEEの有名曲をカバーしています。ラップのみならずクオリティーの高い透明感のある歌唱力も伺えます。
泉まくら『東京近郊路線図』 pro.Sugar’s Campaign
アルバム「マイルーム・マイステージ」に収録されている楽曲です。東京の風景を独自の視点で表現したアップテンポな1曲です。
【MV】 禁断の多数決『ちゅうとはんぱはやめて feat.泉まくら』
禁断の多数決とコラボした楽曲です。ラップの部分とキャッチーなサビのギャップが不思議な魅力を出しています。
泉まくら 『いのち feat. ラブリーサマーちゃん』 (Official Music Video)
2018年にリリースされた、ラブリーサマーちゃんとのコラボ作です。どこか脱力感のある2人の歌声がエモーショナルな楽曲に仕上がっています。