1種目で一石二鳥!胸と背中を同時に鍛えられる「ダンベルプルオーバー」を紹介
ダンベルプルオーバーなんて、マッチョな男性しか行わないトレーニングだとお思いのあなた!実は、女性にも嬉しい効果のあるトレーニングなので負荷を軽くして取り組んでみませんか? 正しい方法や効果のあげ方をこちらではお伝えしています。
ダンベルプルオーバーで鍛えられる部位
ダンベルプルオーバーは肩甲骨周辺のみをベンチに乗せて行うトレーニングです。
基本姿勢の時点で腹筋や背筋にも刺激が与えられるのですが、さらにこの姿勢でダンベルを持って動かすことで背中、腕、胸といった部位に負荷をかけていくことができるのです。
基本的には首から下に位置する上半身の筋肉というかなり広い範囲の筋肉が対象になるので一気に鍛えたい方におススメのトレーニングともいえます。
具体的には上腕三頭筋や大胸筋、広背筋といった部位が鍛えられるのですが、中でもイラストの赤くなっている部分である広背筋にはかなり効果的だと言われています。
また、ダンベルの持ち上げ方によっては大胸筋を伸ばしながら、大胸筋に負荷が与えられるストレッチ種目としての効果も持ちます。一言で「ダンベルプルオーバー」といってもいくつかのヴァリエーションがあるので、ご自身のニーズに合った方法に取り組んでみてください。
どの方法をとっても、上半身の多くの筋肉に働きかけるので、代謝の良い身体づくりをかなえるトレーニングでもあります。筋肉を鍛えると基礎代謝が上がり「痩せやすい身体になる」という話を聞いたことのある方も多いでしょう。
大きい筋肉を一度にたくさん鍛えられるダンベルプルオーバーは、マッチョになりたい方だけでなく、スレンダーな身体を保ちたい方にもおすすめのトレーニングなのです。
ダンベルプルオーバーをする時の注意点
ダンベルプルオーバーという種目は、日常的には行わない動作をするトレーニングです。そのため筋肉痛が起こりやすく、つらい思いをしやすいトレーニングだともいえます。
「つらい…けど鍛えるために頑張ろう」と思ってしまうあなた!
筋肉痛がひどい時は絶対にトレーニングを休んでください。
筋肉痛が酷い状態で筋トレをすると、フォームが崩れて怪我をしてしまう可能性があります。
また、筋肉痛が起きているときは「超回復」というものを起こして筋肉が育っているタイミングの可能性があるので、しっかり休まなければならないのです。
筋トレの休み方や「超回復」については以下の記事をご参考になさってください。
筋肉痛になったら腹筋はやめるべき!効果的な頻度を解説

