ブラックパンサーの主題歌を歌った「sza」の絶対に聞いてほしい曲10選

ブラックパンサーの主題歌を歌っていることでも注目され、自らの葛藤や社会をとりまくリアルな感情を発信し続ける、SZA(シザ)のマストな10曲を紹介。

ブラックパンサーの主題歌や、飾らない言葉でありのままを表現するすリリックなどで注目を集めているsza(シザ)の、絶対聞くべきマスト曲を紹介します。

  1. szaのプロフィール
  2. 絶対に聞いてほしい曲10選

szaのプロフィール

SZA(シザ)は、1989年11月8日生まれで、アメリカ・ミズーリ州セントルイス出身のアーティスト。本名はソラーナ・ロウ。

2012年に「See.SZA.Run」でデビューし、2作目は2013年に「S」をリリース。その後ケンドリック・ラマーやスクールボーイ・Qなど有名ヒップホップアーティストを数多く抱える、カリフォルニアのレーベル「Top Dawg Entertainment(TDE)」と契約し、2014年に3作目「Z」をリリース。
2017年に発表したデビュー・アルバム「Ctrl」は世界中の音楽通から絶賛され、第60回グラミー賞では最優秀新人賞を含む5部門でノミネートされました。
2018年には映画「ブラック・パンサー」の主題歌「All the Stars」をケンドリック・ラマーと共に発表。それを機にゴールデン・グローブ賞、そしてアカデミー賞の最優秀オリジナル曲賞など音楽界でも名だたる賞にノミネートしています。

SZA(シザ)は、TDEの所属シンガーの中で紅一点とし活躍しています。活動の軌跡は近年注目される他のアーティストとは違い、同レーベルで唯一の女性、そして唯一作曲もできるシンガーであるということで、彼女のような例は異例とも言われています。

SZA(シザ)の活動は、大学時代に自身の音源を自主制作し、作品をSoundCloudにアップロードしたことから始まりました。彼女がアップロードした作品はすぐにリスナーの注目を集め、2013年には現在の所属レーベルTop Dawg Entertainment(TDE)と契約をすることになりました。

その後、あるがままの感情と、時に葛藤する自分自身のを姿を赤裸々に描き切るリアルな音楽を次々とリリースし、多くのファンを虜にしました。また、彼女は自分の楽曲だけでなく様々なアーティストへ楽曲提供も行っていて、現代ヒップホップシーンに大きな影響を与えています。

絶対に聞いてほしい曲10選

それでは、自らの葛藤や社会をとりまくリアルな感情を発信し続ける、SZA(シザ)の注目の10曲を紹介。

Aftermath

アーティスト活動書記にサウンドクラウドにアップロードされ、注目を集めるきっかけとなった曲。

Z

2014年リリース曲。レーベル契約後初めてのリリース作。アンビエントな雰囲気と独特な世界観を醸し出す本作は、ケンドリック・ラマーやチャンス・ザ・ラッパーなどのゲストも参加しています。様々な感情がごちゃ混ぜになったような、抽象的で不思議な感覚になります。

julia

アルバム「z」収録曲で、2014年にリリース。自分の持つ感情や不安、相手との信頼関係など自身の揺らぎを表した人気曲。

Doves In The Wind

オリエンタルなイントロから始まるこの曲では、 Kendrick Lamarをフィーチャー。男女ですれ違う価値観などが描かれ、PVではKendrick LamarとSZAがカンフーで対峙しています。

Garden (Say It Like That)

アルバム「Ctrl」収録曲。ありのままの自分は相手の理想と違う部分も持っているという葛藤についてのメッセージが受け取れます。PVでは、ドナルド・グローヴァ―と共演していることが話題になりました。

Broken Clocks

アルバム「Ctrl」収録曲、他人に振り回されず自分の意志で自分の道を選択したいのに、なかなかそれが出来ず「壊れた時計」の止まった時間のように、葛藤する日々を送ることについて歌われています。

20 Something

タイトルの20は、自身の20代について。20代が終わりに近づいているのに、まだ自分自身に未熟な面を感じ葛藤している様子が描かれています。

Ok Alright

2015年にリリースされたトラヴィス・スコットの代表作「Rodeo」ではコラボレーションでSZAが歌っています。彼女の参加により楽曲のスケール感が広がっています。

Love Galore

2017年リリースのこの曲ではトラヴィス・スコットがフィーチャリング。以前からSZAは彼の大ファンだったといいます。

Good Days

2020年12月25日リリース。ノスタルジックな雰囲気で過去の愛や、ささやかな喜びなどについて歌っています。メロディックでドラマチックな雰囲気は多くのリスナーを魅了しています。

最後に

心に刺さる表リリックとリアルな世界観でリスナーを魅せる注目のアーティスト、SZA(シザ)のおすすめ曲を紹介しました。独特な世界観を持ち、現代のアーティストにも新たな刺激を与え続ける彼女について、今後も注目し続けたいですね!

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