苦労人だった?ANDERSON.PAAK(アンダーソン・パーク)のおすすめ曲10選

ブルーノ・マーズとのプロジェクト「Silk Sonic」として2021年3月にリリースした新曲「Leave the door open」が全米ナンバーワンヒットとなるなど、人気絶頂の「アンダーソン・パーク」について、過去の秘話やおすすめの曲を紹介していきます。

ホームレスからグラミー賞を受賞するトップアーティストとなるまで、彼がたどった栄光への道のりや彼のおすすめの曲を紹介します。

  1. ANDERSON.PAAKのプロフィール
  2. ANDERSON.PAAKの経歴
  3. ホームレスからトップアーティストになるまでの軌跡
  4. ANDERSON.PAAKのおすすめ曲10選

ANDERSON.PAAKのプロフィール

アンダーソン・パークは、1986年2月8日生まれで、アメリカ合衆国カリフォルニア州オックスナード出身。ミュージシャンとしてだけではなくR&Bシンガー、ソングライター、音楽プロデューサーなどマルチに活動しています。
ソロで活動する他、レコードプロデューサーのKnxwledgeと共に「NxWorries(ノーウォーリーズ)」を結成したり、ブルーノ・マーズとのコラボレーション・ユニット「Silk Sonic(シルク・ソニック)」としても活動しています。
また彼は、エレキギターやベース、ピアノやキーボード、ドラムなど様々な楽器の奏者でもあり、The Free Nationalsのヴォーカリストとしても活動しています。HIPHOP界のレジェンドDr. Dreが、アンダーソン・パークのことを「こいつが音楽の未来だ!」と言ったことがあるほど、才能に溢れる逸材です。

ANDERSON.PAAKの経歴

アンダーソン・パークは2012年にミックステープ「O.B.E. Vol.1」をリリースし、2014年にアルバム「Venice」でデビューしました。
2016年、アルバムの2作目「Malibu」を発表し第59回グラミー賞の最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバムにノミネートされました。
2018年、3作目アルバム「Oxnard」をリリース。第61回グラミー賞では彼の楽曲「Bubblin」が最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞しました。2019年、4作目「Ventura」をリリースし、第62回グラミー賞の最優秀R&Bアルバム賞を受賞。同時に楽曲「Come Home」で最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞しました。
2021年、ブルーノ・マーズとの楽曲「Leave the Door Open」をリリースし、全米ナンバーワンヒットを記録。

ホームレスからトップアーティストになるまでの軌跡

アンダーソン・パークは1986年カリフォルニア州オックスナードで生まれました彼は黒人と韓国人のハーフで、10代でドラマーとして活動をはじめました。音楽活動が本格化する前は、カリフォリニア州のサンタ・バーバラにあるマリファナ農園で働いていました。しかしある日突然の解雇されてしまい、妻と幼い息子がいたにもかかわらず、一時はホームレスになってしまいました。

その時、アンダーソン・パークは運の良いことにLAのヒップホップグループメンバーShafiq Husaynのアシスタントとして雇われることになりました。経済的に困窮していた彼は、この仕事のおかげで生活を立て直すことが出来ました。さらに、この事がきっかけでLAの音楽シーンと密接に関わるようになりました。

そんな中まだBreezy Lovejoy名義で活動をしていたアンダーソン・パーク。彼は2012年にミックステープ「O.B.E Vol.1」を完成させ、ドラム奏者としての活動もLAのシーンで目立つようになり、だんだん人々の注目を集めるようになっていったのです。

ANDERSON.PAAKのおすすめ曲10選

それでは、彼の注目の楽曲をまとめて10曲紹介します!

Miss Right

2014年にリリースされた、アンダーソン・パークとして初のファースト・アルバム「Venice」より。ソウルやヒップホップなど様々な要素をミックスし、ネオ・ソウルを感じさせるカッコイイ一曲。

Animals

ドクター・ドレーのヒット・アルバム「Compton」収録曲。このアルバムでは全部で6曲に参加し世界から大注目を浴びることになります。

Come Down

2014年に発売したAnderson Paakとしての初アルバム「Malibu」収録曲。このアルバムは世界的に大ヒットし、ヨーロッパでゴールド・ディスク認定を獲得しました。「Come Down」はテレビやコマーシャルで流され、更に彼の名を広く知らしめることになりました。

Am I wrong

スムースでキャッチーなネオ・ソウル、 R&B/ソウル曲。googleのキャンペーンで使用されたことにより認知度が高まり、Billboard&Clioの「トップ・テレビ・コマーシャル・チャート」で1位を獲得しました。

Link Up

フィラデルフィア出身のプロデューサー兼トラックメイカーのKnxwledgeと組んだユニット「NxWorries」としてのファースト・アルバム「Yes Lawd!」収録曲。「Yes Lawd!」というアルバム名はアンダーソンが常に口にするフレーズからとっていて、こちらのアルバムはビルボードのトップR&B・ヒップ・ホップ・チャートで3位を獲得しました。

Bubblin

切れの良いラップでキャッチーな内容を歌うこちらの曲では、彼がラップもできることを証明しました。2018年のグラミー賞では楽曲「Bubblin」が「べスト・ラップ・パフォーマンス」を受賞しました。

Come home

2019年4月リリースのアルバム「Ventura」収録曲。2019年にこのアルバムは「ベストR&Bアルバム」を受賞し、シングル「Come Home」は「ベストR&Bパフォーマンス」を受賞しました。

Lockdown

2020年にロサンゼルスで参加したBlack Lives Matterの抗議デモで触発されたアンダーソン自身が人種差別についての現状をラップしています。本作はグラミー賞の最優秀ミュージック・ビデオ賞と最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス賞の2つの賞を受賞。ミュージックビデオはDave Meyersが監督し、最後に、警官の暴力などによって亡くなった人たちの名前が記されています。また、このミュージックビデオにかかわる利益などは、市民団体に寄付されたそう。

JEWLEZ

2020年10月にVansのグローバル・ミュージック・アンバサダーに任命され、ティンバランドが共同プロデュースしトラック「JEWLEZ」がリリースされました。ミュージック・ビデオでは彼のVansコレクションが公開されています。

Leave the door open

2021年3月5日、ブルーノ・マーズとのグループ「Silk Sonic」として新曲「Leave the door open」をリリース。

関連記事