タイ式ヨガ「ルーシーダットン」のやり方を解説!ヨガやピラティスとの違いも
ヨガとは言いながら、ルーシーダットンは実はかなり「整える」取り組み。「癒し」の効果がかなり高いので、運動はしたくないけど健康でいたい方におススメです。
ルーシーダットンの効果
画像やSNSの口コミ
整体に行く代わりになる…と思う人だっているみたいですよ。
ベビーやお子さんとも一緒に取り組むことのできるルーシーダットンは、ゆったりした気分で身体を整えていけるようですね。
後で説明しますが、ルーシーダットンは完全呼吸という深くてしっかりした呼吸を行うので、副交感神経が優位になってストレスが解消されます。リラックス効果が得られるかも。また、自律神経のバランスが整って免疫力がアップするともいわれています。
また、ルーシーダットンではポーズをとりながらいったん息を止めるとので、血流がとてもよくなるという効果も期待できるし、いいこと尽くし!
ルーシーダットンのやり方
呼吸法
ルーシーダットンは、『完全呼吸」と呼ばれる胸式と腹式を組み合わせた呼吸を行います。まず、5秒かけてゆっくり鼻から息を吸い込みます。そして胸にたまった酸素を腹部に落とし込んでいくことをイメージしながら3秒息を止めます。そして、5秒かけてゆっくりと口から息を吐きましょう。腹からの分も全部「ほー」っといいながら吐き出してもいいでしょう。ポーズをとる場合は、ポーズに合わせて呼吸を行います。
水をすくう仙人のポーズ
あぐらをかいて座ったら、両手を組んでそのまま前に腕を伸ばしましょう。ぐーっと斜め下にのばしたらそこからすくいあげるように腕をあげていき、手が天井をむくところまでいったら今度は天井にむかってぐっと伸びます。
伸びて伸びて、もう限界まで伸び切ったなあと思ったらそこで息を3秒ほど止めます。そして脱力しながら息を吐き、ポーズを緩めましょう。
ルーシーダットンをやる時の注意点
呼吸を止めるときに無理をしすぎると血圧が上がってしまったり呼吸が荒くなってしまったりします。健康な時に、無理をしないことを心がけて行ってください。
ルーシーダットンの効果をあげるコツ
『完全呼吸』をしっかり意識することがルーシーダットンの効果をあげます。
ヨガ・ピラティスとの違いは目的と呼吸の仕方
ヨガとの違い
ヨガは、瞑想などを含むことも多くメンタルとボディのかかわりを意識し、両方を整えることを目的としていますが、ルーシーダットンは基本的にボディを整えること、体の不調を直すことが目的です。また、ヨガは腹式呼吸しかおこないませんが、ルーシーダットンは先ほどご説明したように『完全呼吸』というものを行います。
ピラティスとの違い
ピラティスはヨガの目的に加え筋力の増加や体幹の安定といった目的がプラスされます。ルーシーダットンヨガが「癒し」であるのに対して、ピラティスはどちらかといえばトレーニングよりなのです。また、ピラティスは胸式呼吸がメインです。
まとめ
奥の深いルーシーダットンは、学べば学ぶほどハマってしまいますよ。
