「ヤクブーツはやめろ」はどうやって生まれた?ラッパーSHOを紹介

「ヤクブーツはやめろ」というフレーズを耳にしたことはありませんか?このフレーズを世に広げたのがラッパーSHOです。

今回は、元アルペンスキー日本代表という異質な経歴を持っている彼が、なぜラップを始めたのか。「ヤクブーツはやめろ」はどのようにして生まれたのかなど、プロフィールとともに紹介いたします!

  1. SHOのプロフィール
    1. SHOの経歴
  2. これまでのSHO
    1. 「ヤクブーツはやめろ」で稀代の社会派ラッパーに
    2. The Gameのレーベルに所属歴がある
    3. 世界一批判を受けたラッパー
    4. 元アルペンスキー日本代表だった過去
    5. ラップを始めたきっかけ
  3. SHOの今すぐ聞くべき名曲5選
    1. ヤクブーツはやめろ
    2. BABABABALENCIAGA
    3. LIVE 4 DA MOMENT
    4. 俺に買って
    5. 職質顔パス

SHOのプロフィール

SHOは岐阜県飛騨高山出身、1982年生まれのラッパーです。S.TIME STYLE RECORDSの代表であり、ブランドS.TIMEブランドのプロデューサーでもあます。

「ヤクブーツはやめろ」というフレーズ・楽曲が有名で、社会派ラッパーとして広く認知されています。

また、チャンネル登録者数が21万人超えという人気を誇るYoutubeチャンネル「SHO STIME」で、人気Youtuberとしても活躍。楽曲を始め、フリースタイルラップや思わず目を引く日常の動画などをアップし、多くの再生回数を稼いでいます。

2015年テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」で取り上げられるとともに、警察官の職務質問動画などがバイラルに。その後は海外にも注目され、2019年には楽曲「BABABABALENCIAGA」が登録者数2500万人を超えるUSのヒップホップチャンネル「WORLDSTARHIPHOP」にて配信されるなど、話題を呼び起こし続けています。

SHOの経歴

・元アルペンスキー日本代表
・2007年 THE GAMEの「THE BLACK WALL STREET」のメンバーとして活動。
・2007年 Youtubeでの活動を開始
・2012年 Youtubeにて365日のフリースタイル動画を公開。
・2013年 アメリカのラップグループMOBB DEEPのHAVOCとの楽曲「HUSTLE HARD」をリリース。
・2015年「ビートたけしのTVタックル」で取り上げられる。
・2016年 アメリカのプロデューサーSKRILLEXと渋谷のスクランブル交差点で共演
・2019年 アメリカの有名ヒップホップチャンネル「WORLDSTARHIPHOP」にて楽曲「BABABABALENCIAGA」が配信。

その他、TYGA、IYAZ、NEWBOYZ、TRAVIS PORTER、ROSCOE DASH、WE ARE TOONZ、FATMAN SCOOPなどのアーティストとの共演も実現。

アルバムディスコグラフィ

・2007年 『RIZE&PEACE』
・2008年 『BRAND』
・2010年 『ENERGY』
・2016年 『THE BEST』
・2018年 『365』
・2020年 『FOCUS』

これまでのSHO

「ヤクブーツはやめろ」で稀代の社会派ラッパーに

ラッパーSHOの代名詞ともいえるフレーズ「ヤクブーツはやめろ」は、SHOが社会派ラッパーとして広く認知されるきっかけになったフレーズです。

曲が生まれたきっかけは、アメリカのラッパーO.T. Genasiの楽曲「CoCo」の曲中のフレーズ「I’m in love with the coco」の部分を、「ヤクブーツはやめろ」へ置き換えてみたのが始まりだそうです。

その後、テレビ番組「ビートたけしのTVタックル」で取り上げられたり、職務質問の動画がツイッターで話題になったりと、さらに認知は拡大しました。

ビートたけしのTVタックル

拡散のきっかけとなったツイッター投稿

その後も清原選手の釈放現場での訴えや、小沢一郎さんとのツーショットでも話題になり、社会における「薬物撲滅運動」の一端を担うラッパーとなりました。

The Gameのレーベルに所属歴がある

SHOは、アメリカの有名ラッパーThe Gameのレーベル「The Black Wall Street」の日本支部担当として活動していた時期があったそうです。

きっかけは、The Gameに送った「The Black Wall Street」のタトゥーの写真だそうで、当時一緒に活動していたラッパーG3がこのタトゥーを入れていたことから、SHO自身も入れたのだそうです。

その後は、ビーフ関係にあったグループG Unitの中の一人で、アメリカのヒップホップデュオ”Mobb Deep”のメンバーHavocと作った楽曲をヘイターによってさらされ、The Gameとは仲違いする関係になったそうです。

その後はSHOもビーフ関係となり、「BLACK WALL STRIPPER(The Game DISS) 」というでディス曲も発表しています。

BLACK WALL STRIPPER(The Game DISS)

世界一批判を受けたラッパー

テレビでは「日本一叩かれたラッパー」と紹介されたこともあるSHOですが、本人のYoutubeチャンネルには「SHOが世界進出したら世界で一番叩かれた!?」と題された動画が投稿され話題になりました。

事の発端は、世界で有名なヒップホップのYoutubeチャンネル「WORLDSTARHIPHOP」でSHOの楽曲「BABABABALENCIAGA」のMVが公開された事でした。

動画のコメント欄は荒れ、高評価よりも低評価が上回るというバッシングを受けました。「世界進出」という多大な功績の裏で、「世界一叩かれたラッパー」としても名を馳せることに。

しかし、動画で本人はネガティブに反応している様子は無く、いつものポジティブな姿をファンに見せてくれていました。

次ページでは、「元アルペンスキー日本代表だった過去」の話、「ラップを始めたきっかけ」、「名曲5選」を紹介いたします!

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