優勝は山村国際高校!DCC vol.9(全国高等学校ダンス部選手権) 全チームレポート!

今年で9年目となる高校ダンス部の全国大会「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP(全国高等学校ダンス部選手権)」が8月18日に開催。この大会では、ダンス技術のみを競い合うのでは無く、「漢字二文字のテーマをいかにダンスで表現するか?」という審査基準が設けられており、「技術力」「表現力」を総合的に審査していきます。ダンス部専門ウェブ・フリーマガジンである『ダンスク!』では、DCC全チームをレポート!それではオンライン予選を経て全国大会に揃った36チームのパフォーマンスを見ていきましょう!

今年で9年目となる高校ダンス部の全国大会「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP(全国高等学校ダンス部選手権)」が8月18日に開催。この大会では、ダンス技術のみを競い合うのでは無く、「漢字二文字のテーマをいかにダンスで表現するか?」という審査基準が設けられており、「技術力」「表現力」を総合的に審査していきます。ダンス部専門ウェブ・フリーマガジンである『ダンスク!』では、DCC全チームをレポート!それではオンライン予選を経て全国大会に揃った36チームのパフォーマンスを見ていきましょう!
レポート:石原ヒサヨシ(ダンスク!) / 
写真:今井タカシ

関西学院高等部(闘舞:ウォーリアーズ)

出ハケを活かした不穏なムードのオープニングから、表現性の高い展開へ。スキルもシンクロ率も高く、大人数ダンスの魅力を伝えた。

表現力35+技術21+独創性12=68点

東京都立王子総合高等学校(紫炎:むらか)

黒い4つ打ちビートに乗ったキレとパワーを感じさせるヒップホップ。もう一つ大所帯を活かす変化や展開が欲しいところ。

表現力32+技術16+独創性11=59点

大阪府立和泉高等学校(華族:かぞく)

「いずみんぞく」なる新しい民族をテーマに、ステージの「面」の変化を意識した展開が目を引く。カノンやウェーブなどの群舞テクニックも見どころだ。

表現力31+技術14+独創性16=61点

創志学園高等学校(森宴:シンエン)

アイルランドのケルト人をテーマにしたストーリー性の明確な作品。民族舞踊のリバーダンスの要素が新鮮さを生み出していた。

表現力32+技術15+独創性13=60点

駒澤大学高等学校(砂漠:かわき)

DCCに映える駒大高校。先の読めない展開の独創性と、表現の芸術性・抽象度が群を抜いている。フロア技術をうまく使う構成も駒大ならでは。

表現力35+技術22+独創性15=72点

東京都立福生高等学校(彩架:にじ)

※オンライン参加
傘やカルフルなスカートの使い方がうまい。ジャズのスキルも高いようなので、ぜひリアルで見たかったところ。

表現力30+技術17+独創性14=61点

北星学園女子高等学校(燦々:さんざん)

高いジャズのスキルをベースに、「燦々」とした太陽と「散々」な雨模様をストーリーに織り込む。伝わりやすく芸術的な表現。

表現力40+技術21+独創性15=76点

上宮高等学校(音遊:ビート)

ヒップホップのパワーとフロウを音に乗せて遊ぶ様はまさに音遊。男子ダンサーのスケール感がグイグイとノリを引っ張った。

表現力30+技術15+独創性12=57点

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