スケボー初心者必見!必要な道具や挑戦しやすい技の練習方法を紹介

「スケボーを始めたい!」「スケボーを買ったけれど、まず何をしたらいいのか分からない」という方に向けて、スケボーを始めるにあたって必要なアイテムや挑戦しやすい技(トリック)の練習方法をご紹介します。5つの技の動画を厳選したので、ぜひ練習の参考にしてください!

東京オリンピックで話題になり、注目度が高まっているスケートボード。スケボー選手に憧れてスケボーデッキを購入した方や、自宅に眠っていたスケボーを引っ張り出した方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、スケボーを始めるにあたって必要なアイテムや、スケボー初心者でもトライしやすい技(トリック)をご紹介します。

  1. スケボーを始めるために必要な道具は?
  2. 初心者が最初に取り組むべき技
  3. 初心者でも挑戦できる技5選
  4. スケボーをする際の注意点

スケボーを始めるために必要な道具は?

スケボーを始めるには、用意すべきアイテムが最低3つあります。安全にスケボーを楽しむためにも、以下のアイテムを準備しましょう。

スケボーデッキ

スケートボードのことを「デッキ」と呼びますが、正確に言うとデッキは板状のパーツのことです。スケートボードは主にデッキとウィール(タイヤ)とトラック(デッキとウィールをつなぐ金属製のパーツ)で構成されています。こうしたパーツを組み合わせることで自分好みのスケートボードを作ることができますが、スケボー初心者はこれらがセットになっている「コンプリート(完成品)」がおすすめです。

ヘルメット

スケボーを安全に楽しむために、ヘルメットを用意しましょう。スケボーやBMXを楽しむための専用施設であるスケートパークでは、ヘルメットの着用を義務付けている場合が多くあります。

プロテクター

転ばずにスケボーの技を習得することはできないので、肘や膝を守るための保護具であるプロテクターを用意しておくのがおすすめです。プロテクターを購入するなら、手の平・肘・膝の3点セットを選ぶといいでしょう。こうしてプロテクターをつけておくことで、恐怖心が抑えられて技に挑戦しやすくなります。

初心者が最初に取り組むべき技

スケボーの技を「トリック」と言います。スケボーを始めたら、まず初心者向けのトリックから始めてスケボーに慣れていきましょう。

BASICS(ベーシックス)

スケートボードを用意したら、さっそく乗ってみましょう。しかし、やみくもに乗ったり進んだりするのは危険です。スケートボードの前側を「ノーズ」と言い、後ろ側を「テール」と言いますが、まずはテールをしっかりと踏んで準備します。その体勢でもう片方の足をスケボーに乗せ、膝を曲げた状態でスケートボードに両足を乗せます。そして止まる時はテールを踏んだ状態で止まり、降りる時は後ろ側に置いている足を前に出して降りてください。

このようにスケボー初心者は、スケボーの基本動作である「乗る」「降りる」の練習から始めましょう。

PUSH(プッシュ)

「PUSH(プッシュ)」とは、スケートボードを漕いで前進する動作を指します。PUSHのポイントは、前足のつま先を進行方向に向けることです。スケートボードに乗せている軸足に重心を乗せ、重心がブレないように体幹を意識しましょう。

TICK-TACK(チックタック)

「TICK-TACK(チックタック)」とは、スケートボードに両足を乗せたままノーズ(スケートボードの前側)を左右に振って前進する動作を指します。TICK-TACKはバランス感覚を養える技であり、スケボー初心者が習得すべき技のひとつです。

初心者でも挑戦できる技5選

【BASICS】「乗る」「降りる」の超基本動作

スケート協会の顧問によるスケボー超初心者のためのHOW TO動画です。スケボーに「乗る」、スケボーから「降りる」ための方法が丁寧に解説されています。

【スケボーに乗る方法】
1. テール(スケボーの後ろ側)を踏んで準備します。
2. その体勢で、もう片方の足を膝を曲げたままスケボーに乗せます。

【スケボーから降りる方法】
後ろ側に置いている足を前に出して降ります。
※前側に置いている足から降りるのは非常に危険です。

【PUSH】漕いで前進する動作

スケボー初心者におすすめのPUSH(プッシュ)のやり方を動画で解説します。重心がブレないように、体幹を意識しながら練習しましょう。

【PUSHのやり方】
1. 前足のつま先を進行方向に向けて置きます。この時にやや内股(足を斜めに置く)にするのがコツ。
2. スケートボードに乗せている軸足に重心を乗せたまま、逆の足で地面を蹴ります。

【TICK-TACK】ノーズを左右に振って前進する動作

PUSHの次に練習したいTICK-TACK(チックタック)をご紹介します。TICK-TACKでバランス感覚を養うことができれば、今後トライする技を習得しやすくなります。

【TICK-TACKのやり方】
1. テール(スケボーの後ろ側)に足を乗せ、ターンの練習をします。
2. 逆のターンも練習しましょう。
3. 腰から体を捻り、ノーズ(スケボーの前側)を左右に振ります。

【SHOVE-IT】デッキを180°回転させる動作

SHOVE-IT(ショービット)とは、スケートボードを180°回転させる動作を指します。PUSHとTICK-TACKに慣れたら、難易度を上げてSHOVE-ITにトライしてみましょう。

【SHOVE-ITのやり方】
1. 前足をノーズ(スケボーの前側)のビス(ネジ)の上に置き、後ろ足はテール(スケボーの後ろ側)の端を掴むように置きます。
2. 後ろ足を使ってスケートボードをお腹側に180°回転させます。
3. ノーズ(スケボーの前側)側の足でスケートボードをキャッチした後に、テール(スケボーの後ろ側)側の足を乗せます。

【OLLIE】板と一緒にジャンプする動作

OLLIE(オーリー)とは、スケートボードと一緒にジャンプする動作を指します。スケートボードが足にくっついているように見える、初心者向けの技の中では難易度の高い技です。

【OLLIEのやり方】
1. スケートボードに乗り、膝を曲げて構えます。
2. 前側の足の足首を寝かせた状態で、スケートボードに擦ります。
3. ジャンプしたら、四輪同時に着地しましょう。

次のページでは、スケボーをする際の注意点をご紹介します!

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