「今まで自分が見てきた憧れの人たちとバトルして勝ってこそ、優勝だと思える」/【FINALIST INTERVIEW KEIN編】マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2022 FINAL
今回の予選については、経緯や手応えなどありましたか?
今年もアライブがあるから出る、という感じで挑戦しました。トーナメントで当たったのは知ってる人ばかりで、RAIKI (OVERSTEP CREW) ともAITO (OVERSTEP CREW) とも、バトルというよりセッションになっていて、毎回負けてもいいかなと思うくらい楽しかったです。勝ちにこだわらずに最後まで踊れたので、気づいたら優勝できていたことが不思議でした。延長もありましたが、キツイという感覚は全くなかったです。自分に体力があるというのもあると思います。いくらでも延長してくださいと思ってました。決勝もAITOと踊り合えるのがすごく面白くて、何回でもやりたかったですね。
自身のダンススタイルの強みや、ファイナルに向けて磨きたいところを教えてもらえますか?
自分のダンスを振り返って、強みは「音楽に素直なところ」であってほしいです。苦手なところはフロア頼みになりやすいところです。技頼りになってしまうと音楽に素直ではいられないし、そこのバランスはファイナルでも意識したいですね。その場の空気に左右されるものなので練習してどうにかなることではないんですが、素直でい続けたいです。あとは、良くも悪くも相手にモチベーションが左右されます。バトルなので仕方ないんですが、バトル姿勢でアプローチされると困るんです。こっちは対話しようと思ってるのに喧嘩腰で来られると、そんなつもりじゃないのに、と思ってしまう。さらに因縁のない相手だったりするとダメになってしまいますね。
ファイナルに向けての想いや意識している相手について教えてもらえますか?
最近はゲストバトラーについて考えています。CHARISMAX IIでは、(キャリアが)上の人とやれなかったので、今まで自分が見てきた憧れの人たちとバトルして勝ってこそ、アライブで優勝したという気持ちになれるのかなと思います。同世代だとKAZANEですね。erikaとMomocaとともにカンタローさんのレッスンも一緒に受けていました。特にKAZANEは2019のファイナルで優勝したのを見てすごいな、と思いました。昔から一個下の女の子に負けられない!と思いながら一緒にレッスンを受けていたし、一緒に舞台に立って踊れるようになった時は嬉しかった。それくらいリスペクトもライバル心もあります。先にアライブファイナルで優勝したので、僕も優勝を経験してからバトルしたいなと思っています。まずはアライブに全集中で、頑張りたいと思います。

