NFT音楽とは?注目すべきアイドルやおすすめNFTミュージックを紹介

これまで証明できなかったデジタル作品の作成者や所有者の証明を可能にした「NFT(非代替性トークン)」。NFTは音楽業界にも瞬く間に広がり、NFT化された音楽データは”NFT音楽”と呼ばれるようになりました。そこで今回は、さらなる拡大が予想されているNFT音楽についてご紹介します。

NFTとは“世界で唯一の暗号資産(仮想通貨)”のことで、ブロックチェーン上で作成されたデジタルデータを指します。このNFTは音楽業界でも注目されており、すでに数多くの有名アーティストがNFT市場に参加しています。

そこで本記事ではNFT音楽について解説するとともに、NFT音楽で注目されているアイドルや有名アーティストをご紹介します。

  1. NFT音楽とは
  2. NFT音楽で注目されているアイドル
  3. NFT音楽で有名なアーティストの動画を紹介!
    1. 3LAU
    2. Mike Shinoda
    3. Kings of Leon

NFT音楽とは

NFT(Non Fungible Token)は非代替性トークンを意味し、“世界で唯一の暗号資産(仮想通貨)”を指します。NFTは正確な取引情報を維持するためのブロックチェーンという技術を用いることで、これまで証明できなかったデジタル作品の作成者や所有者の証明を可能にしました。(ただしNFT音楽を購入したからといって、音楽に対する所有権や著作権を保持できるわけではありません。)

つまりNFT音楽とは音楽データをNFT化したものであり、コピー品や模倣品ではない正真正銘本物のデジタル音楽を指します。

なお、NFT音楽の売買には仮想通貨が必要になります。ちなみにNFTの売買にはコインチェックやビットフライヤーなどの仮想通貨取引所で購入できる「ETH(イーサリアム)」という仮想通貨が使われることがほとんどです。

NFT音楽で注目されているアイドル

ここでは、NFT音楽で注目されているアイドル「Puzzle Rangers」を紹介します。

Puzzle Rangersはシンガポールを拠点にブロックチェーンエンターテインメント事業を展開するDigital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA社)が開始したNFTアイドルグループ誕生プロジェクトから生まれた5人組のボーイズアイドルグループです。

Puzzle Rangersは世界初のNFTアイドルグループで、NFTの販売状況によってゲーム内でのスペックやストーリーが変化する仕組みとなっています。

なお、DEA社は6人組のデジタルガールズアイドルグループのプロジェクトも開始しています。

NFT音楽で有名なアーティストの動画を紹介!

3LAU

電子音楽を手掛ける3LAUは、NFT音楽の先駆者的な存在です。彼が発表したNFT音楽の落札額は4億円という驚きの価格となり、3日間にわたって開催されたオークションでは約12億円を売上げました。

Mike Shinoda

Linkin Park(リンキン・パーク)のボーカルを担当するMike Shinoda。2021年2月6日にリリースされたNFT音楽「One Hundredth Stream」は、約317万円で落札されました。

Kings of Leon

アメリカのロックバンドKings of Leonは、アルバム『When You See Yourself』をNFTで販売しました。また、Kings of Leonは限定アートやライブ最前列シートの権利もNFT化して販売しています。

まとめ

購入者に特別感をもたらし、作成者は大きな収益を狙えるNFT市場。CDを手にする機会が減り、音楽データを所有することが一般的になった今、NFTは音楽業界に大きな影響を与えつつあります。

NFT音楽の登場によって、アーティストの活動はより自由なものになっていくと考えられます。好きなアーティストや気になっているミュージシャンがいる方は、NFT音楽を販売していないかチェックしてみてくださいね!

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