下っ腹に効くニートゥーチェストのやり方を動画付きで紹介!効果や注意点も解説

下腹がぺったんこなら、パンツもスカートもすっきり決まるのに…とお悩みの方にお勧めなのが、寝転んで行えるニートゥーチェストというエクササイズ。シンプルな動きなので運動が苦手な方も、動画をみながら簡単にできちゃいますよ!

ニートゥーチェストとは

腹筋を使いながら膝を胸に近づけるトレーニングがニートゥーチェストです。その名の通り寝転がって膝(ニー)を胸(チェスト)に引き寄せる動作を行うこのエクササイズは、かなりシンプルな動作なのでジムに行かずに自宅でできちゃいます。

運動が苦手な方でもできる動作ですが、下腹がへっこむという効果やウェストが細くなるという効果、ポッコリおなかが解消されるという効果が得られます。リングフィットアドベンチャーのメニューにもなっているので知ってる!という方もいらっしゃるかもしれませんね。

ニートゥチェストの筋トレで鍛えられる筋肉の部位

ニートゥチェストは先ほどご説明したように、おなか周りのスタイルを整えてくれるエクササイズです。

なので、鍛えられる筋肉もおなか周りの筋肉がほとんど。特にしっかり鍛えられるのが腹直筋下部です。

⑥番の部分が腹直筋下部。
腹筋と一言でまとめていってしまうことは多いですが、主に「腹筋上部/腹筋下部」に分かれます。本当はもっとたくさんの部位に分かれますが上部と下部という分け方になることは多く上部は比較的に筋肉がつきやすいといわれています。

問題となるのは腹筋下部。なぜへその下の筋肉である腹直筋下部は上部の腹筋よりも鍛えにくいのでしょう。

それは、腹直筋の腹筋下部が「起始部」の筋肉だからです。

そもそも筋肉には動きの起点となるためあまり動かない「起始部」といわれる部位と、よく動いて動きをとめる「停止部」があります。そして腹筋の場合、動かない「起始部」が腹筋の下部、でよく動く停止部が腹筋の上部なのです。

そして基本的に筋肉は、停止部の方が発達しやすくて起始部は停止部に比べて発達までに長い時間がかかります。

もう一つ、ニートゥチェストで鍛えられるのが「腸腰筋」です。

腸腰筋は、大腰筋と小腰筋などの細かい筋肉の集合体で形成されている筋肉です。大腿骨や骨盤へと繋がる筋肉で、股関節の動きにもかかわってきます。

この部分は、かなり意識しにくく鍛えにくい筋肉で、あまり運動を行わない生活をしている方は、小腰筋が退化している場合があります。

また、腸腰筋自体が、いわゆるインナーマッスル(深層筋)となっており、鍛えてもなかなか効果を実感できません。なので、ないがしろになってしまうのですが、この部分を鍛えているとケガも防ぐことができるし足の形が美しくなるので鍛えていきたい部位です。

また、ニートゥチェストは膝を胸に近づけるので大腿四頭筋にも刺激をいれることができます。大腿四頭筋を鍛えておくと膝の上に脂肪が乗ることも避けられるのでこの部分も鍛えていきたいですよね。

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