空腹時の筋トレは効果が半減!?筋トレの効果が出る方法を紹介
健康のために筋トレをしようと考える方は多いのですが、どのようなタイミングで行えばいいのかは意外と難しいもの。どのタイミングが良いのかということや、どんな栄養を摂取するといいのかということをこちらではご紹介いたします。
空腹時の筋トレの注意点
筋トレをする前には、必須アミノ酸や糖質を摂取しましょう。
筋肉や身体を動かすために必要なエネルギー源となるのが糖質で、体内で筋肉を作るために働くのが必須アミノ酸。これらを筋トレ前に補給しておくと、トレーニングで傷ついた筋肉は修復されやすくなるし、エネルギー不足を感じずにトレーニングをし続けられます。
エネルギー補給にはプロテインやカーボドリンクと言われる糖質を溶かすタイプのドリンクを飲むのがおすすめです。調理不要で、タンパク質、糖質、アミノ酸を補給することができます。
それから、筋トレをしているときは、水分補給だけは絶対に忘れないようにしましょう。
水分が身体中に行き渡っていると、栄養や新鮮な血液がスムーズに流れていき、筋肉にもよい影響を与えてくれます。水分を摂取するときにBCAAを身体の中にいれるともっと良いのです。BCAAというのはアミノ酸の一種で、筋トレ中の筋肉の分解を防いでくれます。プロテインと同様に水に溶かして飲めるので気軽に摂取することができます。
そして、筋トレをしたあと30分以内にたんぱく質を摂取すると、筋肉を修復しやすくなります。この30分以内というのがポイント!この時間は「筋肉のゴールデンタイム」って呼ばれています。このゴールデンタイムにいっぱいたんぱく質を摂取したいですね。
空腹時の筋トレはダイエット目的なら問題ない
空腹のときに筋トレを行うことについて先ほど述べたように、あまりオススメできません。ですが、ダイエットのために筋トレをするという場合は、空腹時に筋トレをすることも効果的です。
空腹でない場合に筋トレをするときは、エネルギーの多くが肝臓や筋肉に貯蓄されるグリコーゲンと呼ばれる糖質なのですが、空腹によってその糖質が不足している場合は、代わりにエネルギーとして体脂肪が消費されるんです。
空腹の時の筋トレは、食事後に筋トレをするよりも多くの体脂肪を燃焼することができます。
ただし、同時に筋肉が分解されてしまうのと、エネルギー切れしやすいので、激しすぎる筋トレをしないように注意しましょう。
適切なタイミングで筋トレしよう!
空腹時の筋トレは、エネルギー不足で集中力が欠けてしまうだけでなく筋肉からエネルギーを奪うのでかえって筋肉を痩せさせてしまう可能性があります。
ダイエットでシンプルに体重を落としたい場合は、効果的ですが、しっかり筋肉をつけたい場合はおすすめできません。満腹時も、おなかいっぱいで身体が休息しようとしている状態なので、筋トレには向いていません。
満腹でも空腹でもない時を見極めて、適切な栄養を摂取しながら筋トレをしたいですね。