振付師の思考法【TOMOKO】都立狛江高校ダンス部2022年作品をセルフ解説


2:02〜2:19
●スピード展開
盛り上がるようにフォーメーションは後ろから前へ、密集隊系から広がることを意識しました。
またテーマであるボディーパーカッションを取り入れた振り付けになってます。



2:20〜ラスト
●エンディング
最後は無音で、みんなのボディーパーカッションの音だけで勝負しました。(映像では伝わりにくいですが…)
また作品の雰囲気を崩さないように、最後の挨拶までこだわりました。

●全体のポイント

飽きることなく楽しんで見てもらえるように、フォーメーション展開にはこだわりました。移動ばかりしてるので、みんなは今までで1番疲れる作品と言ってます(笑)。
また楽しい雰囲気の中で、カッコ良さや凄さを入れるポイントは沢山試行錯誤しました。
生徒たちが意見を出してくれて、自分たちで難しい技にどんどん取り組んでいく姿勢がとても素晴らしかったです。本当みんなには感謝しかありません。
誰一人妥協せず、意見を言い合える関係性になれたことが、今回の成功の秘訣だと思います!

TOMOKO「作品作りの思考法」まとめ

私が作品作りにおいて大切にしてるのは、観てる方の視点を変えることです。
視点がずっと真ん中にならないように、立ち位置を偏らせたり、少人数で踊るところを端っこにしたりしてます。
またステージの奥行きや高さを使って、空間全体をコントロールすることも意識してます。

高校ダンス部の大会作品は起承転結をしっかり作り、テーマと音楽、振付、衣装、メイク、全てにおいてのバランスがとても大事だと思ってます。
是非みなさんも、一つ一つこだわりを持って、みんなから愛される作品になるように育てて下さい!

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