【COLUMN】ROUND.12を終えて【FULLCAST RAISERZ】

4/5(水)に開催した「第一生命 D.LEAGUE 22-23 SEASON ROUND.12」

ディレクターのTWIGGZ “JUN”や、ダンサーのBABY TWIGGZ、KID TWIGGZにも試合を振り返ってもらいました!


【ディレクター TWIGGZ “JUN”】

■ROUND.12を終えての感想

ROUND.12は、20-21 SEASONのCHAMPIONSHIP FINALで当たったavex ROYALBRATSとの直接対決でしたが、悔しくも負けてしまいました。

当時のチームメンバーと総入れ替えのavex ROYALBRATSではありますが、頂上決戦で負け越していた相手だったので、非常に悔しいです。

ただ、今、自分がやりたいこととやれることは、みんなが理解して120%の形にしてくれました。

もちろん、avexもスキルがたくさん詰まった素晴らしい作品でしたが、自分たちのパフォーマンス映像を振り返って見ても、「なぜ勝てなかったんだろう…」と思うような作品だからこそ、そこに勝ち負けがつくととても悔しいです。

ここで勝利してCHAMPIONSHIPへ弾みをつけたかったので、何とも言えない複雑な感情です。

でも、この先にCHAMPIONSHIPがあるからこそやれた作品だとも思っています。

自分たちの“どこから来たのか”、“REASON WHY KRUMP”、“I am KRUMP”、“I am Twiggz”、“This is KRUMP”、“This is Twiggz”という想いが体現できたかなと思います。

KRUMPの創始者である“Tight Eyez”から、自分のKRUMPのスタイルやシルエット的に、両手を大きく広げた際に「Twig(枝)」に見えるところから「Twiggz」という名前をもらって、木の幹となって地に根を張り、脈のように枝を広げ、花を咲かせて生み落し、伝承していくというこの壮大なテーマの作品としては、胸を張って世界のクランパ―たちに観せたいなと思う作品になったので、メンバーに感謝したいです。

自分的には、日本という文化には、目に見えるもの以外に精神性な面が強くあり、それがKRUMPに宿っていると思うし、別にそれが「JESUS KRUMP」や「キリスト教」ではありませんが、やはり、万国共通な踊りの中で、身体的な凄さやダンスを使った身体言語の中にある部分は、魂や心臓、精神的なものが深く関わっていると思うので、そこから来るエナジーが生でも映像でも伝わっていればいいなと思います。

満場一致の勝利で勝ったと思えるような手応えだったので、このままこの悔しい気持ちをメンバーが思いっきりカマし、CHAMPIONSHIPで晴らしてくれるでしょう!

今回は、自分が創った作品ではありましたが、BABY TWIGGZを筆頭に、関係値の長いSOULJA TWIGGZとKTRが助けてくれ、3人が主軸になって頑張ってくれました。

Twiggz FamのメンバーでもあるILL TWIGGZとCHILD TWIGGZは、この作品に出場しませんでしたが、作品制作から練習や本番まで、Twiggz FamのBIGとしても何か見せることはできたかなと思います。

ただ、決してTwiggz Famが全てではないので、GRINDやYOUNG UGLYFATEを通して、枠を超えたKRUMPをもっともっと表現して幅を広げていきたいと思います。

また今回素晴らしい衣装を作って世界観を引き立ててくれたSHUN(石澤 駿)くんにも、本当に感謝しています。

色々な方々のサポートに感謝しながら、CHAMPIONSHIPで最高の景色を見て、それで恩返しができたらなと思います。

最後まで応援よろしくお願いします!

拳あげ、突き上げろ!RAISERZ!

関連記事