目的を共有して、現状を知り、課題を解決!ダンス部「セルフ」コーチングマニュアル#1

コーチがいるダンス部、いないダンス部。顧問がコーチ、先輩がコーチというダンス部。
いろんな指導形態があるが、どんな形だろうが、自分たちで自分たちのコーチができること=セルフコーチこそが教育現場としては理想的な状況だ。今回は、いま注目されている「コーチング」のメソッドを参考にしながら、6つのステップで「自分たちのチカラで強くなる方法」を考えていこう!

★コーチングとは?

ビジネスや医療の分野で注目されている「コーチング」。語源は「運ぶ(COACH)」の通り、ティーチングやカウンセリングと違って、コーチとクライアント(対象者)の対話や質問によって、目的に対する「答え」を見つけ出していく対話技術。

第1ステップ
目的を共有する

まずはセルフコーチングのための土台作り。
目的を明確にして、目標を立て、皆で共有していこう!

01:目標の前に目的を!

目標と目的は違う。

目標とは、部として個人として具体的に成し遂げたい出来事のこと。
たとえば「ダンス部として全国大会へ出場する」「個人としてレギュラーメンバーに入る」などが目標と言える。
目的はその前にあるもので、たとえば「全国大会出場を目標にできる充実した部活にしたい」「レギュラーメンバーに入るぐらいの個人の成長をしたい」というのが目的だ。

逆に言えば、その目的がかなうならば、目標にはさまざまな選択肢がある、ということ。
例えば、充実した部活にしたいならば、地域のイベントに出るのもひとつ、実力を上げたいならばダンススタジオに通う方法もアリということだ。

部として目標を共有しているならば、そこへの個々の向き合い方(目的)はそれぞれ異なっていても構わないだろう。全国優勝を目標にするならば、「自分のチカラを試したい」でも「仲間と大きなことを成し遂げたい」でも個々の目的はOK。

ただ、目的のない目標はブレやすいので、まずは個々の目的を明確にしておくべきだ。
「なぜ全国大会へ行きたいのか?」、その目標を実現するための個々の強い目的を明確にする。まずは皆で話し合い共有しておきたい。


【参考動画】涙を流すぐらい熱い気持ちで個々の目的や部としての目標を話し合う羽衣学園

02:実力発揮の山

アスリート向けの心理学のモデルで「実力発揮の山」という考え方がある。実力を最大発揮するために、積みあげていくべき過程を山に例えた図だ。

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