ダンス新時代 〜職業「プロダンサー」として生きる〜 dip BATTLES「chiharu」
dip BATTLESには22-23シーズンから加入しリーダーになったと思いますが、その時の心境を教えてください。
練習が毎日ガチガチに組まれていることに最初は戸惑いがありました。というのも、これまでは自分で時間をコントロールができる立場だったので、D.LEAGUEが生活の第一優先で、それに併せて他のあらゆる物事を調整しないといけないことが大変でした。もちろん、自分がやりたいことが叶っているわけだし恵まれた環境にいると思っているのですが、リズムを掴むまではとても大変でした。頭も体もひたすら使うので、最初はとにかく疲れ切っていましたね(笑)。正直辛かったですが、今は個人的に2ndシーズン目を迎え、1stシーズンの経験を活かし試行錯誤をしながら前に進めているので成長を感じますし、Dリーガーとしての経験は本当に有り難いと実感をしています。
D.LEAGUE で最も印象深い作品やシーンについて教えてください。
全部…ですが、しいていうなら22-23シーズンのラウンド9の作品ですね。私自身のテーマが“虫の女王”だったのですが、そういうダンスや表現をしたことは無いし「あの舞台でどうやって踊るんだ!?そもそも虫の動きって!?」という「!?」からスタートをした作品でした。私は虫が物凄く苦手なんですが、夜中に虫の動画を見たりして研究をしました。細かい表現にも繋がると思い、色んな虫を見漁りましたね(笑)。気持ち悪いと思いながらとにかく研究をしました。結果、とても反響がある作品に繋がり色々な感想をいただけました。私自身の成長にもとても繋がる作品となったので印象深いですね。
Dリーガーになり、ご自身が最も成長を感じたことについて教えてください。
メンタルですね(笑)。D.LEAGUEには覚悟をして入ったつもりなのですが、全然自分が持っている覚悟じゃ足りなかった。新しい事や驚く事が毎日のように発生するのが刺激になるし、今まで私が生きてきた感覚とは違う環境に日々驚いています。良くも悪くも私の概念が色々と覆っていくというか。それを踏まえて“強くなった”と思います。リーダーとしての成長を考えると、まずは学ぶ事から始めました。「リーダーとは」みたいな本を色々と読みましたし、色々な方にお話を伺いました。dip BATTLESは、誰かを中心に集まったチームではなく、関係値も元々あった人達の集まりでは無いので、その中で途中から加入した私がリーダーになるって結構難しいと感じていました。信頼関係も1から築いていくので、今でもこのチームのリーダーとしてどう在るべきか試行錯誤を重ねているのが本音ですが、明らかに2ndシーズン目の方が見える視野が拡がったので成長を実感していますね。

