ダンス新時代 〜職業「プロダンサー」として生きる〜 KADOKAWA DREAMS「Daichi」
その頃は思ったことを面と向かって言ったり態度に出てしまうタイプだったため、今になっていろんな方に「こんなに穏やかじゃなかった。」と笑って語っていただけるのは、わかりやすい変化かもしれません。
今はチーム活動としての(勝利への)貢献を考えられるようになりました。選定に外れても自分に悪いところを考えるようになりましたし、もし納得いってなくても口に出さないようにもなりました(笑)。
D.LEAGUEに入ったことがゴールではないと今は感じています。3年かけてチャンピオンになりましたが、KDの中で活躍するという夢ができて、それはまだ叶っていません。昔と同じく挑戦し続けている感覚はあると思います。
Dリーガーになって私生活での変化もあれば教えてください。
とても忙しくなって、この3年間、家にいる時間がほぼない状態です。以前は毎日お母さんの夜ご飯を食べていましたが、今は月に一度食べるかどうか。自宅でご飯を食べたときが「忙しかったな」と振り返り一息つくタイミングです。
意外ですが、KDはオフシーズンの方が毎年忙しいんです。去年は日本にいなかったので。オフシーズンとは感じないオフシーズンでしたね。イギリスの世界大会出場をはじめ、インドネシア、タイ、ベトナムで結構な人数の前でショーケースを行いました。言葉が通じなくて困っていましたが、踊れば皆が話しかけてくれました。
海外に出て日本の過ごしやすさを再認識しましたね。貧富の差を目の当たりにして、自分のいる環境のありがたさを感じました。インドネシアでショーをした時、会場が都市部ではなく郊外で、道端でコオロギや鳥が売っているような街でした。
衛生面には気を付けていたのですが、メンバー全員が感染症にかかってしまい、体調不良を抑えて踊りました。踊り終えた後、倒れたメンバーもおり、現地の病院にお世話になりました。メンバー全員点滴打っています。熱や感染性のある病気に敏感な時期でしたので、帰国スケジュールも変更しました。今だから笑える話ですね。帰国時は皆やつれてました。
イギリス遠征の時は、日本に帰る際、悪天候で帰国できないトラブルもありました。日本に帰ってくることができず、チームのミュージックビデオの撮影の日程をずらしていただきました。数日空いたことで、逆にいいコンディションで撮影をすることができましたが、スケジュールを詰めすぎないようにとチーム全体で反省しました。

