ミュージカルの名作「RENT」が初の日米合同キャストで上演!形を変え愛され続ける人気の秘密

名作ミュージカル「RENT」が初の日米合同キャストで上演!キャストプロフィールや楽曲の魅力を紹介し、この作品が愛され続ける理由に迫ります。

RENTを彩る楽曲はどれもおしゃれ!

Seasons Of Love

「Seasons of Love」は、ミュージカル「RENT」の代表曲であり、第2幕の冒頭で歌われます。

この曲は「一年の価値をどのように測るか」というテーマに焦点を当てており、「525,600分」というフレーズが印象的です。愛や人との繋がりを重視するメッセージが込められており、ミュージカルシーンでの象徴的なアンセムとして広く認識されています。

この曲の聞きどころは、キャスト全員によるハーモニーと感動的な歌詞。特に最後の、「Measure your life in love〜」の歌声は、鳥肌が立ちます。

Take Me or Leave Me

「Take Me or Leave Me」は、ミュージカル「RENT」の第2幕で歌われるデュエットで、キャラクターのモーリーンとジョアンが自分たちの複雑な関係について激しい議論をする場面で歌われます。

この曲は、二人の対立する性格とそれぞれのフラストレーションを強調しつつ、互いにありのままを受け入れるか、関係を終わらせるかの選択を迫ります。

「愛とは無条件で相手を受け入れるべきもの」というメッセージが込められており、多くの観客に強い印象を与える一曲です。

La Vie Boheme

「La Vie Bohème」は、登場人物たちが彼らのボヘミアンライフスタイルを祝い、社会のルールに挑戦する場面で歌われます。アルファベット・シティに住む若者たちが自分たちの自由とクリエイティビティを讃え、今あるの価値観に対する反発を表現します。

エネルギッシュでリズミカルな演奏や歌が聞きどころ。ちなみに「ボヘミアン」とは伝統的な社会ルールに縛られず、自由なライフスタイルを追求する人々のことです。

One Song Glory

「One Song Glory」は、「RENT」の中で特に感動的な曲の一つ。この曲は、主人公ロジャーが自身の芸術的な遺産を残したいという強い願望を表現しています。ロジャーはHIVに感染しており、自分の命が限られていることを自覚しながら、たった一曲で良いから素晴らしい作品を残したいと歌います。

この曲は、ミュージカルの序盤に登場。静かで内省的な始まりから徐々に力強く感情的なクライマックスに向かう曲です。

歌い継がれる名曲は聴き比べも面白い

Pentatonix Performs / Seasons of Love

アカペラグループPentatonixの「Seasons of Love」。ノスタルジアがありつつ、大きなエネルギーも感じるパフォーマンスです。夕暮れの背景も相まってエモいです!

Frankie Grande ft. Ariana Grande / Seasons of Love

俳優、ダンサー、YouTuberとして知られるFrankie Grandeと、ポップスターAriana Grandeの異父兄弟による「Seasons of Love」。

自然な呼吸のように息のあった二人の歌声は、心にエネルギーをもらえるような情熱的なデュエットです。

Vanessa Hudgens & Kiersey Clemons / Take Me or Leave Me

アメリカの女優、歌手、プロデューサーのVanessa Hudgensと、アメリカの女優であり、歌手のKiersey Clemonsによる「Take Me or Leave Me」。「RENT」を基にした2019年に放送されたテレビ特別番組「RENT: Live」の模様です。

二人の掛け合いは、生で感激しているような臨場感があります!

RENT (2008 Broadway Cast) / Take Me or Leave Me

2008年のRENTブロードウェイの最終公演キャスト(エデン・エスピノーサ&トレイシー・トムズ)による「Take Me or Leave Me」です。

先ほどご紹介したVanessa Hudgens & Kiersey Clemonsのデュエットとはまた全然違った味があるのが分かりますね!

まとめ

以上、名作ミュージカル「RENT」が初の日米合同キャストで上演されるニュースを中心に、その魅力について詳しくご紹介しました。

1996年の初演以来、多くのファンを魅了し続ける「RENT」は、その深いストーリーと感動的な楽曲で今もなお愛されています。今回の公演では、日米の才能豊かなキャストが新たな化学反応を生み出し、再び観客の心を掴むことでしょう。

ぜひこの機会に劇場に足を運び、「RENT」の世界を堪能してみてください。この解説が、観劇のご参考になれば嬉しいです。

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