【ダンサーあるある】正しい「踊れコールへの対処」のススメ(カラオケ編)
この記事を全てのダンサー諸君に捧ぐ。 「ねえねえ君、ダンスやってるんでしょ?ちょっと踊ってよ」 「おっどっれ!おっどっれ!(あ、そーれ)おっどっれ!おっどっれ!」 こんなシチュエーションで困ったこと、あるのではないですか?
正しい対処のススメ
①難易度★☆☆☆☆「やんわり断わる」
*「ごめんな、ちょっと移動が長くて疲れてるんだよ。今日はちょっと勘弁して…」
A君「お、おう…そうか。なんか悪かったな」
Bちゃん「そうだよーA君。無理言っちゃダメだよー」
あー…やってしまいましたね、あなた。あなたの踊りがどれだけ価値のあるものかは知りませんが、あなたがダンサーを目指した理由は何ですか?「目立ちたい」という気持ちはありませんか?せっかく友達が作ってくれた舞台を無駄にして良いのですか?友達2人は良い人達なのでこのような対応をしてくれましたが、あなたは今日この後歌すら歌えなくなる気まずさを感じるでしょう。少なくともこの日は二度とあなたのダンスに関する話題も上がらなくなります。お疲れ様でした。
②難易度★★☆☆☆「踊ってあげる」
*「ハハハ…じゃあちょっとだけな」
A君「でもさーマジでBちゃん可愛くなったよねー」
Bちゃん「やだーそんな事無いよーA君だって昔より…」
あ、あれっ?おかしくないですか?KIDS編では確かこの選択が一番だった気がするのですが…。そうです。そうなんです。KIDS編の答えはここに代入出来ないのです。理由は二つあります。一つは「さほどあなたのダンスに興味は無い」。もう一つは「あなたが本気でやらなかった」。この二つに原因があると筆者は考えます。彼らにとって見せ物として成立しなかったが故に、気付いたら誰もこっちを見ていません。せっかく踊ってるのに。あなたも一度は経験した事があるのでは?お疲れ様でした。
③難易度★★★★☆「ガチで歌って踊る」
おもむろにマイクを手に取りこう言い放つのです。「皆様!只今ご紹介にあずかりました…(ここでエコー、音量の調節をします)。オホン!私、上京して5年間、様々な事に揉まれ、ようやくダンスが形になって参りました。大したものではありませんがしばしお楽しみ下さい!それでは参ります!(理想としましてはここまでを前奏中に終わらせます)」
皆「それ!それ!それそれそれそれ!」
A君「お前はマジで同世代の星だよ!」
Bちゃん「実家何してる?今貯金ある?」
…今回の正解はここでしたか。そうです。あなた、日本人ですよね?これが大人の対応です。あなたが東京に出て学んで来たものをここに凝縮するのです。決して得意ではない歌も一緒に披露します。宴会は盛り上がり、皆あなたの現在の仕事の状況に興味を持ち始めます。おや、Bちゃんに至ってはあなたに明らかな好意を示し始めました。あなたの勝ちですね。一つ注意点があるとすれば、一曲やりきってはいけないという事です。一番のサビが終わったら間奏で軽くステップを踏みつつ席に着きましょう。この場合はなぜかBちゃんの横に座るのも一つの手です。
