【カリスマコラム#5 】『ダンスで権利を持つことを真剣に考えてみる①』

株式会社アノマリー,代表,カリスマカンタロ

前回のコラムで音楽とダンスの付き合い方についてJASRACでの聞いたことなども含めて自分の見解を述べましたが、述べてるだけじゃ先には行けないので実際に動いてみようかなと。

アーティスト?ダンサー?

僕は考えます。その昔、歌を歌うアーティストとダンサーは同じ位置にいたんじゃないでしょうか。

LIVEで自分の作品を歌い集客しファンを作っていくアーティスト。
クラブで自分の作品を披露し集客しファンを作っていくダンサー。

どちらも現場主義で、とにかくプロップスをどんだけ得るか!ファンがついてくるか!が中心です。その道が大きく変わったのには歌サイドは音楽業界によるビジネスのスキームが作られたことでしょう。

業界の形成

歌という作品をRECできる、レコードやテープにCDと一般に販売できる媒体が出てきたことでメイクマネーできるという仕組みを音楽業界が作り上げました。また、アーティスト自身は歌うことで金が入って好きなことできるようになるなら、他のことは任せて歌うことに専念できる。
その周辺には数多くのレーベルが生まれ、トラックメイカーに、作詞作曲家、出版社から、それらを扱いPRするメディアなど様々な業界と結びついていきました。その関係してる誰もがメイクマネーを作る仕組みが出来ていったのです。

一方ダンサーの方は、基本的に他人の作品を使って自由に自分たちの作品を作りクラブで発信していきます。
長崎にいた僕の元には東京のダンスチームのビデオが6回ほどダビングされて廻ってきたものが先輩づてに届きます。ダビングされまくってるので線が入ってるのですが仕方ないです(笑)。テレビにかじりつき当時の最先端の振り付け、ファッションを真似て、さらに使われてる曲を覚えて、レコード屋に行きイカつい店長に口で『フンフンフ〜ン、って曲です!』って言って説明してなんとかたどり着く。
そうやって最先端の曲、踊りは真似られて、それぞれのエリアのインフルエンサーから発信されていきます。

MISIAが流行った時も同じでしたね。クラブでかかって先輩が聞いててPV見たら東京のダンサーが踊ってて、何度も見て・・・。当時レコード買いたくても15万とかプレミアついて。思い返してみても凄かったなと。

ダンサーが自分たちの権利を持った曲で、そのビデオが売られるというようなことにはならなかった。ブート的にイベント生音源のもので売られたビデオはありました!もちろん買えるものは買ってました。ダンサーには印税という仕組みは生まれませんでした。

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