「DANCE@LIVE 2016 JAPAN FINAL」の見どころを様々な視点からご紹介! 第九弾はDANCE@LIVE KIDS & RIZEのMCを担当するIMAGINE
BREAK:FINALIST全体が一気に若返り、その半数の4人が10代。絶対王者TAISUKEの不在によりISSEIが圧倒的優位とみられるが、前日予選勝者に強豪が滑り込んでくることがほぼ確実。なので、1回戦の「ISSEI vs 前日予選勝者」の試合からマストでチェックしてほしい。 「Ami vs JUN」の同チーム対決も楽しみ。
ALL STYLES:全く予想がつかないところがこのジャンルの面白いところ。その中でも初FINALISTのYacheemiに期待大。テクニックや身体能力よりも、圧倒的なミュージカリティーとフレーバーで勝負するタイプで、バトルでは珍しく先攻で強さを発揮する。会場を味方につけるのも上手いので、国技館の数千の観客を巻き込めば一気に駆け上がる可能性も。
KIDS:2014王者の優弥と世界トップレベルのBBOY、Shigekixが1回戦でいきなり激突。この時間は他のステージを諦めて観に行ってほしい今大会随一の好カード。成長期の子供ならではの、メンタルがダイレクトにダンスに現れる瞬間や、試合後の喜怒哀楽も観ているこちらの胸を打つ大事なポイント。
RIZE:実は過去8大会すべて関東の大学がチャンピオン。しかし年々各地区のレベルも上がってきており、今年こそ関東以外が優勝するかどうか、歴史が変わるか注目。各大学の仲間たちからの応援合戦も醍醐味の一つ。大学生限定ということで常に世代が入れ替わるジャンルにあって、法政や東海は伝統的に強く、今年もFINALISTを輩出。なんと言っても3 on 3ならではのルーティン、チームワークを楽しんでほしい。
DANCE@LIVEは”LIVE”ならではの楽しみ方を
僕は、MCやダンスの他に、普段は主に演劇という世界に身を置く人間で、「生」のパフォーマンスでエンターテイメントを生み出すことに日々人生をかけています。そんな僕が「DANCE@LIVE」を楽しむ上で、皆さんに最も大事にしてほしい事が、「LIVE」ならではの楽しみ方をしてほしい、ということです。近年、@LIVEだけではなく色んなダンスイベント、お笑いなどのコンテストなどダンス以外のものも含めて、あらゆるものを動画をで見ることが可能になりました。
映像を見た人が結果に対してあれこれ意見を言ったり、納得できなかったりということが物議を醸してニュースにもなったりします。そこで起きている戦いは、まさしくその場にいる相手、その場にいる観客、その場にいる審査員に向けて行われているものです。動画を通したら印象が変わるのは至極当然のこと。「なぜ、そういう結果になるのか」は、その場にいる人にしか理解できないものなのです。そのうちのほんの一部を、強制的に視界を限定された映像を通じて見ているに過ぎないのですから。
