KENTO MORI独占インタビュー。7月30日、31日初開催「伊勢志摩ダンスサミット」に向けて

2016年7月30日、31日の二日間、世界トップの海外スターダンサー達がKENTO MORIプロデュースのもと、伊勢志摩サミット開催地において、「伊勢志摩ダンスサミット」に参加。 「オリジナル楽曲で心を一つに、日本から世界へ祈りを発信!」と告知されている内容の全貌が明らかに。

2016年7月30日、31日の二日間、世界トップの海外スターダンサー達がKENTO MORIプロデュースのもと、伊勢志摩サミット開催地において、「伊勢志摩ダンスサミット」に参加。
「オリジナル楽曲で心を一つに、日本から世界へ祈りを発信!」と告知されている内容の全貌が明らかに。

世界へ羽ばたくきっかけに

●本日はありがとうございます。では早速ですが、そもそも「ダンスサミット」というのは何ですか?そしてそれをやろうと思ったきっかけは何ですか?
KENTO MORI
「ダンスサミット」とはダンス版のサミット。各国を代表する世界トップクラスのダンサー達が一同に介し、ダンス界から世界に発信するメッセージを打ち出そうというものです。
僕自身、個人的に、2006年の4月に渡米し、現在2016年の5月で、海外に渡って丸10年という節目の歳です。今までの10年、そしてこれからの10年を考えた時に、何かまだやっていない事をこれからはやろうと思っていました。その中の一つに、これからはダンサーを目指す若者達にダンスのあるべき姿そして、世界へ羽ばたくきっかけ、また世界トップレベルのダンスを日本に居ながらにして触れ合うチャンスを創っていけたらと思いこれを実現いたしました。
僕なりに日本のダンサー達に出来る限り何かしら還元出来たらいいなという思いがあります。
そんな時に、以前に「奉納の舞」をさせて頂いた伊勢志摩の方から、伊勢志摩周辺は海も山も川もあるので、この環境でダンスキャンプの様な物を開催しませんかと数年前から打診を頂いていました。

色々なご縁とタイミングが重なり、ダンスキャンプとしてではなく、僕なりに工夫を加えたダンスサミットという形で実現することになった次第です。
そしてもちろん1歳から100歳まで、ダンス未経験者、初心者、一般の方のご参加も大歓迎です!
まだ見ぬ感動がそこにはあると思います。

国境、文化、宗教、年齢、皮膚や目の色を超えて一つに

●ダンスキャンプとダンスサミットの違いとは?
KENTO MORI
そもそもこの「ダンスサミット」という名前についてですが、志摩市長、そして三重県知事と対談させていただき、お話させていただいた中で、使用を許可して頂いた大切な物です。
サミットとは各国の首脳が一つのテーブルを囲んで意見を交換し合うものであり、その成果が世界中に宣言され、それが国際的なルールになったりするものです。
僕が常日頃から伝えたいと思っている、ダンスで一つになる「Dance is 1.」というメッセージとリンクする物が非常に大きいと思っています。
今まで僕は50カ国においてダンスを通して繋がり、中には英語圏じゃない場所も沢山あっても、一つ確信している事は、ダンスを通じて”僕たちは皆地球出身である”という事を互いに分かり合えるという事です。
言語というコミュニケーションツールを持つ前から存在するのが「ダンス」であり、僕たちはこれを用いる事によって、国境、文化、宗教、年齢、皮膚や目の色を超えて一つになる事が出来ます。
世界は一つであるという概念をシェアしようと思って開催させて頂くのがこの「ダンスサミット」です。

●なるほど壮大なプロジェクトになりそうですね。…ところで、KENTOさんがご自身の他に選んだ「首脳」にあたる人物達とは?
KENTO MORI
プロフィールは別途ご紹介しますが、僕が今まで一緒にプロジェクトをしてきている中でとても才能があり、ダンスアーティストとして共有したいメッセージを肌で解り合って来たメンバーです。黒人、白人、ラテン系、アジア人、他にも沢山の人種の方々が居ますが、その中で本当にダンスを通じて色々な物を届けてくれるメンバーに来てもらう事になりました。
NY、ブルックリン出身でアッシャーの振り付け、専属ダンサーのキャプテン、その他名だたるアーティストと舞台を作っている「マーク・マーベラス」。そして現在ジャスティン・ビーバーの専属ダンサーとして世界中を回っている「モナ バーントソン」。彼女はノルウェー出身で、母国の「So You Think You Can Dance」でも優勝していて、ノルウェーで最も有名なダンサーです。そして南米、チリから「パワー・ペラルタ」という双子のダンサーで、ジェニファー・ロペスとのプロジェクト、そしてシルク・ド・ソレイユの仕事もしています。そしてもう1人、僕の親愛なるシスター、RINO NAKASONEです。
日本にも彼女のフォロワーは多いので説明不要ですよね。そして僕です。

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