HANAI×YAZAKI 特別対談が実現!シーンを創り上げてきた二人が語る本音
YAZAKI
うん、びっくりした。山梨でもイベントもショーや決勝終わると帰っちゃうイメージ。
HANAI
(コレオグラフ)ナンバー系が多いイベントって、自分が見たい人が終わったら帰って、別の人が来てってローテーションするイメージだけど、今日は一部にナンバー持ってきて、終わってお客さんも出てくれた子達も最後まで見てたし、お客さん引いていくかなと思ってたけど多くなっていったし、すげえよかった。俺ら呼んだ人たちの踊りをお客さんはもちろん、ゲストにも見せたいからやってる。今一番ときめいてる奴らの今を、今を生きてる輝いてるプレーヤーに魅せたい。(ゲストで)イベント出演するけどほかのダンサー見れないって声もあるから見せたい訳よ。
STAFF
なるほど、いろんな変化があるんですね。来年こうしていきたいというのはありますか?
YAZAKI
俺は山梨にいるんで、まだまだ自分が外に出て得たものを発信して還元していきたいっていうのはあるから継続していくし、まだまだ(身体は)動くんで動く限り尽き果てるまで突き進むかな。毎年毎年そう思ってるけど(笑)。30代で気づかなくて40代で気づくこともあるし、日々勉強はしている気がするし、若い子からもらうエネルギーはあるし、特に今日はそう思ったんで、学ぶべきものは年齢下だろうが上だろうが関係ないって思うね。
HANAI
一緒だね。置かれてる環境が違うから、山梨はすげえ大変だと思う。大阪はDELIGHTの厚い恩恵を受けて、その中で埋もれてる奴も多いし、そうならんように動き続けて頑張ろうと思うし、できたコネクションがあって、SOOSもいろんな地方でできた。全国でダンサーと仲良くなってBRO of MADE IN FUNKができたけど、それを、ASIAでもやりたいなと思う。今台湾と上海と韓国と、大阪の俺と何人かでチームみたいなものをやりたいなと思って動いてる。
YAZAKI
それはすごいね~。
HANAI
一個それがつながったら広がってくるし、できることをMAXでやろうと思ってる。YUKARI(BITTERBOX SISTERS)とか俺とかがプレーヤーの中で勢いよく行って、他府県、地方にYAZAKI君とかいて、小さいかもしれないけどそういうローカルの柱がいないと俺らみたいなものも活きないし。皆俺らがやったことをわかってくれて、それを拾ってくれるローカルもまたいいのよね。それから例えばダンスアライブとかFEELIN (WDC)とか、もっとどでかい柱があるわけよ。そういうのが連携してやっていったらもっといろんなことできると思うよ日本は。それをすげー考えてるわけやないけど、今できることを一生懸命やって、俺はロック好きやからLOCKIN’のシーンのために尽力してるよね。
STAFF
なるほど。今日のイベントも最高でしたし、個人的にはBE BOP CREW TOKYOという歴史をつくってきた大きな柱も、まだまだ健在でヤバくて嬉しくなりました。
HANAI
俺らが見てきた人たちがまだ現役でいるし、俺らも勝手にこうなってるわけじゃないから。プロセスがあるからそれを感じ取ってほしいよね。俺らですらあの人達からしたら若手やねんから。大学生もそうだし、キッズもそうだし、プロセスを感じ取ってほしいよね。
YAZAKI
そこなんだよね、それが伝わらないんだよね(笑)。
HANAI
表面的に今が旬だからってレッスン来てくれるのは(インストラクターとしては)嬉しいけど、俺らがなぜこうなったかを理解してくれたら、もっとその人を好きになれると思うよね。YAZAKI君のところ行って、YAZAKI君がなんでそうなったかを知ってくれたら多分YAZAKI君のスタイルももっと好きになってくるよね。
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