初心者でも始めやすい「リラックスヨガ」とは?疲労回復に効くやり方を解説

ヨガ初心者や体力に自信のない人でも気軽にできる「リラックスヨガ」。座位や寝ポーズが中心なので、体の硬い人やシニア世代の人でも無理なく行えるのが特徴です。そこで今回は、リラックスヨガの代表的なポーズのやり方を解説します。

睡眠の質を上げたり、自律神経を整えたりと、心身ともにリラックスした状態へと導く「リラックスヨガ」。疲労回復に効果があるので、目まぐるしい日常を送る現代人に必要なヨガといえるでしょう。

そこで本記事では、リラックスヨガの特徴や口コミからみる効果、リラックスヨガのやり方を解説します。

  1. リラックスヨガとは
  2. リラックスヨガの効果
  3. リラックスヨガのやり方

リラックスヨガとは

「リラックスヨガ」とは、その名の通りリラックスを目的としたスタイルのヨガを指します。ヨガにはさまざまな流派がありますが、じつはリラックスヨガという流派はありません。さまざまな流派のヨガの中から、リラックスできるアーサナだけを集めたものがリラックスヨガと呼ばれています。

特徴

ヨガ初心者でも気軽に参加できるリラックスヨガには、下記の特徴があります。

・腹式呼吸
・座位や寝ポーズが多い

アシュタンガヨガやパワーヨガなど、運動量の多いヨガではウジャイ呼吸(胸式呼吸)を行いますが、心身をリラックスさせることを目的としたリラックスヨガでは腹式呼吸を行います。

また、リラックスヨガは座位や寝ポーズ、シンプルで簡単なポーズがほとんどなので、ヨガ初心者や体の硬い人、高齢者でも気兼ねなく参加できます。

リラックスヨガの効果

「睡眠の質が上がった」「心も体もリラックスできる」と人気を集めるリラックスヨガ。ここからは、実際にリラックスヨガを行っている人の口コミをチェックしてみましょう。

リラックスできる

リラックスを目的としたリラックスヨガは、ポーズと音楽と先生の声で心身をリラックスした状態へと導いてくれます。私もリラックスヨガのレッスンに参加したとき、半分寝てしまいました(笑)

足の裏からポカポカしてくる

体を芯から温めてくれるリラックスヨガ。とくに女性は冷え性に悩んでいる人も多いと思いますが、足の裏からポカポカと温まるリラックスヨガは冷え改善に最適です。

下半身の血流が良くなった

血流が良くなると、自然と冷え性が改善されます。また、脚のむくみも解消されるので、リラックスヨガは脚痩せ効果も期待できそうですね!

肩甲骨周りと股関節が気持ちよく伸びた

リラックスヨガは座位や寝ポーズを中心に、じっくりと筋肉を伸ばしていきます。座位や寝ポーズには肩甲骨周りと股関節が伸びるポーズが多いので、柔軟性アップを目指す人にもおすすめです。

リラックスヨガのやり方

ワニのポーズ

リラックスヨガの代表的なポーズ「ワニのポーズ(ジャタラ・パリヴァルタナーサル)」を紹介します。

【やり方】
1. 仰向けの状態になり、つま先を天井に向けます。
2. 右足を山形に立て、右の足の裏を左の膝の上に置きましょう。
3. 左手を右の膝の上に置き、右の膝を左側へ倒します。
4. 顔を右に向けましょう。

ポイント

必ず左右行いましょう。

ガス抜きのポーズ

リラックスヨガでよく出てくる「ガス抜きのポーズ」を紹介します。

【やり方】
1. 仰向けの状態から、両膝を両腕で抱えます。
2. 息を吐きながら足を胸の方に引き寄せ、おでこを膝に近寄らせましょう。
3. 仙骨と肩甲骨はできるだけマットに戻そうと意識しながら、さらに吐く息で膝とおでこを近づけて小さくなります。

ポイント

肩に力が入りすぎないようにしましょう。

リラックスヨガの最後に行ってほしい「屍のポーズ(シャバアーサナ)」を紹介します。

【やり方】
1. 仰向けになり、両手の平を上に向けましょう。
2. 頭を空っぽにして、1~10分間そのままキープします。そのまま寝てしまってもOKです。

自律神経の調子を整えるリラックスヨガ

あぐらの姿勢から始まるリラックスヨガの動画です。鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、鼻から吐きましょう。難しいアーサナは一切出てきません。ベッドの上でもできるので、寝る前や心が不安定になったときに試してみてくださいね。

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