ダイナミックストレッチのやり方!パフォーマンス向上のために運動前に行おう
運動前に行うと、スポーツのパフォーマンスが向上する「ダイナミックストレッチ」。有名なブラジル体操やマエケン体操もダイナミックストレッチの一種です。そこで今回は、ダイナミックストレッチのやり方や静的ストレッチとの違いを解説します。
ストレッチは大きく「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」の2種類に分けられ、ダイナミックストレッチは動的ストレッチに含まれます。
本記事では動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)と静的ストレッチとの違いを解説するとともに、トレーニング前におすすめのダイナミックストレッチのやり方をご紹介します。
ダイナミックストレッチとは?
ダイナミックストレッチとは、文字通り大きな動作で筋肉を伸ばし、関節の可動域を広げるストレッチ方法です。ダイナミックストレッチは「動的ストレッチ」の一種で、スポーツの準備運動として行われます。具体的には、サッカー選手が試合前に行うブラジル体操や、プロ野球選手の前田健太投手がウォーミングアップとして行うマエケン体操を見るとイメージを掴みやすいと思います。
ダイナミックストレッチの主な効果は、下記の通りです。
【ダイナミックストレッチの効果】
●ウォーミングアップとして行うことでスポーツのパフォーマンスが向上する
●心拍数が上昇して体温が上がる
●関節の可動域が広がりケガを予防できる
●血流が促進され集中力が上がる
動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)と静的ストレッチとの違い
ダイナミックストレッチは動的ストレッチの一種だと説明しましたが、ストレッチは大きく動的ストレッチと静的ストレッチの2種類に分けられます。実際にストレッチに取り組む前に、動的ストレッチと静的ストレッチとの違いを確認しておきましょう。
行うタイミング
動的ストレッチはウォーミングアップとして、運動前に行います。静的ストレッチはクールダウンとして、運動後に行います。
ストレッチ方法
動的ストレッチは大きな動作で筋肉を伸ばし、関節の可動域を広げます。静的ストレッチは体を動かさず、数十秒間かけてゆっくりと筋肉を伸ばします。
効果
動的ストレッチにはスポーツのパフォーマンスを向上させたり、ケガを予防したりする効果があります。また、交感神経が優位になり、心身ともに活発になります。
静的ストレッチには運動で使った筋肉を緩めたり、筋肉痛を和らげたりする効果があります。また、副交感神経が優位になり、リラックスできます。

