意外と知らないレッグアダクションの正しいやり方を解説!コツや効果も紹介

夏に向けてすらりとした足を手に入れたい!と願う人は多いはず。そんな方々におすすめなのがレッグアダクション。寝転んでできてしまうエクササイズなので運動が苦手な方でも大丈夫!一見地味ながらシッカリ効くのでぜひトライしてみてくださいね。

レッグアダクションとは

寝転んで内ももを鍛えられるのが「レッグアダクション」というエクササイズですが、内ももの中でも「内転筋」という筋肉が鍛えられます。

女性は特に太ももの太さを気にするし、男性でも格好よくパンツを履きこなしたければ太ももをすっきりさせておきたいですよね。

でも、「太もも」と言っても、前・裏・外・内があるのでどこにアプローチするかで太もものラインは変わります。例えば、太ももの外側を鍛えると筋肉が外側につくので引き締まってはいるものの外に張り出した太ももになってしまいます。

前側も同じ。前を鍛えると筋肉が前部についてしまうので、ごつい印象を与える太ももになりやすいのです。しかも、太ももの前側や外側は日常生活でもついつい使ってしまっている部分なので、この部分をさらに鍛えてしまうと、逆にその反対の内側や裏側が衰えてしまうことになるのです。

お尻の筋肉を使うことが下手になって、お尻の形が悪くなってしまうこともあるし、骨盤のゆがみを引き起こすことも…。

だから意識して鍛えたいのが太ももの内側や裏側ですが、こちらは意識しなければ鍛えられないのです。

そこでおすすめなのがレッグアダクション。

寝転んで足を上げ下げするこのエクササイズなら、ほかの部分に負荷がかからず内ももだけを鍛えられるので、細くて長いきれいな足になれちゃいます!

ぐっとあがったかっこいいお尻の形を作り上げられる「中臀筋」という筋肉が鍛えられるのもレッグアダクションだし、骨盤安定のための筋膜張筋に刺激をいれられるのもレッグアダクション。

特におすすめなのが「アイソメトリクスレッグアダクション」です。

アイソメトリクスというのは日本語で「等尺性筋収縮」と訳されるものですが、筋肉の長さを変えずに力を発揮する筋肉の収縮方法のひとつです。

運動や筋トレが苦手な人でも取り組みやすいエクササイズが多いので、アイソメトリクスについては以下の記事を参考にしてみてください。

レッグアダクションとハックスクワットの違いは!?

ハックスクワットは画像のような専用のトレーニングマシンを使ってスクワットのようなものを行うトレーニングです。一般的なスクワットと同様に太ももの前側を中心的に鍛えることができます。

これがハックスクワット!

専用のトレーニングマシンを使って鍛えることで、下半身の動きにだけフォーカスして動作できるので、余計な個所を鍛えずにすみますが、負荷がやはりかなり大きいため鍛えられるのは大腿四頭筋や大殿筋といった「大」のつく筋肉ばかり。

先ほどご説明した前や外の筋肉を鍛えることにもなるので、内ももだけを鍛えることはできません。そこが、レッグアダクションと大きく違うところですね。

ただし、太ももの前にある大腿四頭筋は人の筋肉の中で最も大きい筋肉であるため、鍛えると大幅に代謝がアップして脂肪が燃焼しやすくなります。つまり痩せやすくなるということ。この効果は見逃せませんね。

ハックスクワットについては詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

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