遅れてくる筋肉痛。その真相を詳しく解説!

昔よりも筋肉痛を感じるまでに時間がかかるようになったのは、年をとったからだなあ…とお嘆きのあなた!実は、あなたの筋肉痛が遅れてやってくるのは老化のせいではありません。筋肉痛の原因や、筋肉痛が起きている時の過ごし方などを正しく理解して、筋トレライフを楽しみましょう!

また、筋肉痛が起きてしまうほどの筋トレは、筋肉や筋力がついている関節の可動域を狭くしてしまいます。
つまり、パフォーマンスが下がるということなので、筋肉痛の間に行う筋トレは、思ったような効果が出づらいのだということもわかりますね。

筋繊維の回復には、個人差もありますが、だいたい48~72時間かかるといわれています。およそ3日ほどですね。
3日も休みたくない!!という場合は、筋肉痛を感じていない箇所の筋トレを行ったりストレッチを多めにするとよいでしょう。

筋肉痛のメリットとは

筋肉痛は、筋繊維が傷ついている証。そして、傷ついた筋繊維が回復する際に、筋肉が大きくなるのです。

この現象を「超回復」と呼びます。

「超回復」については以下の記事をご覧ください。

筋肉痛が起きているということは、筋肉が大きく育っているということ。また、ある一定の負荷に慣れると、筋肉痛は起こらなくなります。筋肉痛が起こらなくなったということは、今よりも負荷を上げても良いということ。

筋トレ中の負荷をどの程度にすべきか…というのは、初心者トレーニーによくある悩みですが、筋肉痛の度合いによって負荷を設定していくと、効率的に筋肉を鍛えていけるということになりますね。

だからといって、筋肉痛が出なければいけない…ということではないのですが、バロメーターにはなると考えましょう。

筋肉痛の治りを早める方法

回復期の筋トレは望ましくないとお伝えしましたが、全く運動をせずに安静にしておくべきだということではありません。

軽い運動やストレッチで血流を良くし、生じている「ブラジキニン」などの痛みを生んでいる物質を流してしまえばよいのです。

筋トレをして新たに負荷をかけることは望ましいくないですが、ヨガやウォーキング、入浴などが筋肉痛の治りを早めてくれます。

まとめ

筋トレなどで筋肉にある一定の負荷をかけることで「筋繊維」という筋肉を構成する繊維に小さな傷ができ、それを修復する時に分泌される「ブラジキニン」という刺激物質が、筋肉痛の原因だと考えられています。

筋肉痛が起きるということは、起きている場所の筋肉が回復しながら発達しているということなので、筋トレが効果的に働いているということです。

筋肉痛が起きるまでに時間がかかる方もいますが、それは年齢ではなく、普段の運動量や筋肉の質が原因です。

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