「BE BOP CREW40周年のこの年に活躍することが、先輩方への恩返しだと思います。」/【FINALIST INTERVIEW YOSHIE編】マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2022 FINAL

かなり心境の変化があったのでしょうか?

ありましたね。昨年、SUMMER DANCE FOREVER 2021の日本大会が大阪で行われ、大先輩であるREI(R-LOCKS)さんとKAZU(STRUT)さんが優勝しました。REIさんは年齢もかなり上ですし、大病を乗り越えた方です。SUMMER DANCE FOREVERはジャッジをコールアウトしてバトルができるのですが、そのバトルをマスクの中がぐしょぐしょになるくらい号泣して見ていました。生き様やダンスを愛し抜いた先の美しさが見えましたね。REIさんは1分という持ち時間のカウントダウンが終わるまで踊り抜いていました。あのREIさんは一生焼き付いて離れない姿だなと思います。
そういうシーンで涙を流したというのが本当の自分なんだと思います。バトルシーンは裸の自分を見せるところだし、尊いなと感じました。若手と呼ばれなくなって、レジェンドと呼ばれる方の感覚も少しずつわかってきたからこそすごいなと感動しました。おふたりはSNSで積極的に活躍している方達ではなく、それなのに見せつけられる人って強くないですか?承認欲求とかじゃなく、ずっとダンスを愛していただけ。とてつもなく喰らいました。自分もそうありたいです。

最後にファイナルへの意気込みをお願いします

アライブはやはり、とても思い出の深いイベントです。確実に転機になったイベントの一つです。34歳で優勝して、味を占めて勝って負けてを繰り返してそれでダンスも技術もメンタルも、成長した部分はとても大きいです。アライブに感謝の念があります。それから両国国技館という場所でやっている意味もとても大事に思っています。去年も見に行って、AKANE(BE BOP CREW)さんとショーに出たり、毎年何らかの形で関わりたいと思っているお祭りです。バトルは結果より日々そこに向かうための過程が大事かなと思っています。それが結果に結びつければなお嬉しいというスタンスです。
この年齢にもなって、ダンス歴も30年になって、こんなに思いが強く掻き立てられるイベントはないし、毎日練習をしている自分はすでに優勝かなと思っています(笑)。YOSHIBOWさんも亡くなって、長谷川先生も亡くなって、SEIJIさんが闘病していて、今、踊れるのは奇跡の様な時間かもしれないと、ありがたみを痛感してるし、博多の人に教わったダンスの心、純度のようなものは核にあります。YOSHIBOWさんの教え+αで自分の人間ドラマを通して人生の栄光と苦難、それを乗り越える力となったダンスへの感謝が伝わればと思います。
BE BOP CREWは今年で40周年です。世界でも40年続いたCREWは稀ですし、私は何より誇りに思っているので、40周年のこの年にめっちゃ活躍してやろうと思います。それがYOSHIBOWさんやSEIJIさんをはじめとした先輩方への恩返しだと思っています。

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